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2012.02.27

いつか行きたい美術館! ナンシー派美術館

3568_2      ナンシー派美術館

3572_2     ガレの‘蜻蛉文脚付き杯’

3570_3     ガレの‘ベッド(夜明けと黄昏)’

3571_2     ドーム兄弟・マジョレルの‘木蓮型ランプ’

アール・ヌーヴォーの街、ナンシーにはいつかでかけたいと思っている。フランスの地図をみると、ナンシーはパリの真東およそ280kmのところにある。クルマだと3時間で着くらしい。そして、ナンシーから東へ150kmくらい行ったところがドイツとの国境近くのストラスブール。

パリからの交通機関はまだチェックしてないが高速バスに乗れば、日帰りでも行けるのではなかろうか。ナンシーはガラス工芸や家具に新しい様式をもちこみ芸術の域にまで高めたエミール・ガレ(1846~1904)が生まれたところ。どんな街だろうか。少ない情報だが、窓や手すりにアール・ヌーヴォーの装飾が施された建物があちこちにみられるようだ。

ナンシー派美術館はこの街にあつまってきたアール・ヌーヴォー作家の作品を展示しているが、これらは日本にはほとんどやってこない。例えば、05年江戸東博で大規模な‘ガレ展’が開催されたが、オルセーやデンマーク王室のコレクションからはいい作品が数多く出品されたのに、この美術館が所蔵するものは1点もなかった。

だから、余計にみてみたくなる。ガレのガラスでは‘蜻蛉文脚付き杯’とか‘ひとよ茸’とか‘フランスの薔薇’がお目当て。また、オルセーにある‘手’の別ヴァージョン2つも興味深々。だが、ガラスよりもっとみたいものがある。

それは家具の‘ベッド’。これはガレが亡くなる年、1904年につくられた。羽根を広げた蝶が足元と頭の部分に描かれ、それぞれ夜明けと夕暮れを象徴している。羽は螺鈿で卵には水晶が使われているというから相当凝った装飾、なんとしても目のなかにおさめたい。

ガレのほかではドーム兄弟のランプやマジョレル作のピアノ、ヴァランの応接家具に惹かれる。ナンシー派美はこじんまりした邸宅美術館だから、館内ではくつろげる感じ。その日が早く来ることを芸術の女神にお祈りしておこう。

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