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2012.01.21

二度目の‘清明上河図’鑑賞!

3453_3      ‘虹橋’

3451_3      ‘虹橋’(拡大図)

3452_3     ‘城門’

3454_2     ‘魚を見る人々’

昨日、東博の‘北京故宮博物院200選’展(1/2~2/19)に特別出品されている‘清明上河図’(北宋時代 12世紀はじめ)をみるためまた上野に足を運んだ。

1/6にでかけたとき(拙ブログ1/6)は9時に門の前に並んだが、これでは列に大勢の人が並んでいると思ったので、30分早め8時半に着くことにした。これが上手くいき絵をみはじめたのは前とほぼ同じ10時15分ころ。雪は降ってこなかったものの厳しい寒さのなか1時間も立っているのはキツかったが、開館して45分でみれたのだから上々。見終わった10時半の時点で待ち時間は240分になっていた。この絵の人気は本当にスゴイ。

風俗画をみるのが好きなので、これまで有名な‘洛中洛外図屏風’2点を徹底的にみた。永狩永徳の国宝‘上杉本’は米沢市の上杉博物館へ出向き2時間くらいかけて屏風の隅から隅までみた。東博にある‘舟木本’(重文)についても、3回でかけ奥平俊六著‘洛中洛外図舟木本’(小学館 01年)に解説されている場面をすべて確認。この作業はもう大変、単眼鏡を使い屏風をなめるようにみていった。

日本にある風俗画でも地獄絵でもこういうふうにじっくりみてきたので、情報のいっぱいつまった‘清明上河図’がわずか10分程度の短い鑑賞で終わってしまうのはとても心残り。1/6のときはせかされるなか興奮状態でみたから、こまかい人物描写の目への焼き付け方は半焼き。だから、今回は‘虹橋’のところに全神経を集中させてみた。

前回不覚にもしっかりみなかったのが手前の河岸にある家の屋根に立ち手を前にあげている男。で、まずこの男の動きのあるポーズを目に焼きつけた。そのつぎがマストをおろして虹橋にさしかかっている船のまわりにできている水流のうずまき模様。図録の拡大図のようにはいかなかったが、単眼鏡を使いがっとみた。最後が橋桁から身を乗り出し大声をだしたり、布を下に投げている男たち。水夫たちの必死の形相で舵を取る姿とそれを固唾をのんでみている人々、活気にあふれる見事な場面である。

思いの丈を果たしたが、そのあとの場面も気がぬけない。城門のところまでに占い師の話をじっと聞いている男たちがいた。そして、下の河にいる魚をみている人たちの場面。せかされて単眼鏡が使えなかったが、なにやら魚のような細い々線がみえた。

最後は城門を通りすぎる駱駝の一行に視線をあわせた。前回同様あっというまの鑑賞だったが、みたいところがしっかりみれたので満ち足りた気分。2回もこの絵に導いてくれたミューズに感謝!

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コメント

昨日、並んでいる間、色々とお話を聞かせてもらった者です。
ブログを教えていただいたのでお邪魔しました。
おかげさまで見どころを見逃すことなくしっかりと見れて、とても楽しかったです。
ありがとうございました。

投稿: 空心菜 | 2012.01.22 00:03

to 空心菜さん
ようこそお越しいただきました。こちらこそ
清明上河図を一緒にみれて楽しかったです。
これを縁に拙ブログをよろしくお願いします。

投稿: いづつや | 2012.01.22 01:44

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