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2011.12.28

人気のゴッホ美術館を再び訪問!

3369_2     ゴッホ美術館の入り口

3368_2        ‘アルジェリア歩兵’(1888年)

3366_2        ‘ひまわり’(1889年)

3367_3     ‘黄色い家’(1888年)

アムステルダムの人気の美術スポット、ゴッホ美ではいつも入館を待つ人の長い列ができている。冬でもこれほど多くの人がくるのだから、春や夏の暖かい時期にはもっと混雑していることだろう。

ここでの鑑賞時間は1時間10分くらい。現地日本人ガイドさんは館内では解説できないので、チケットをもらってなかに入ったら自由にみることになっている。1階から4階まであり、上の階へは吹き抜けの階段をあがっていく。2階に展示されているのは全部ゴッホ(1853~1890)の作品。だからここに多くの時間を割くのだが、あまりゆったり気分でもよくない。というのは、1、3、4階にもゴッホのいい絵が飾ってあるから、こちらへも早足でまわるのが上策。

日本でもゴッホファンは多いので、大きな回顧展が何度も開催される。昨年は国立新美でゴッホ美&クレラー=ミュラー美が所蔵する傑作の数々が公開された。これらを皆勤し、ここゴッホ美を幸運にも3度訪れることができたから、館の図録に載っているものはかなりの数が目のなかに入った。

でも、TASCHENから出版された‘ゴッホ全油彩画’(2010年)にはまだお目にかかってないのが全部で72点ある。今回この追っかけリストを手にして忙しくまわった。みれたのは28点、39%のヒット率だから満足のレベル。そのなかで◎の絵はこれまでどういうわけか縁がなかった‘アルジェリア歩兵’。ようやく姿をみせてくれた。背景の深い緑と帽子の赤のコントラスト、そしてレンガ一枚々を表す太い白の線が強く印象に残る。画集で感じていたとおりのすばらしい肖像画だった。

イエローパワーが全開の‘ひまわり’は03年損保ジャパン美であったゴッホ展にやってきたから、ゴッホ好きの方は損保ジャパンがもっているひまわりとの共演を楽しまれたにちがいない。2点ともロンドンナショナルギャラリーにある原画を模写したレプリカだが、3点のなかではゴッホ美にあるひまわりが一番気に入っている。厚塗りの種の部分を久しぶりにじっくりみた。

Myカラーが緑&黄色なので、明るい青空にいっそう引き立つ‘黄色い家’にもぐっとのめりこむ。ゴッホにつきあってくれる画家仲間は性格のいいシニャックらほんの数人しかいなかったのに、ゴッホはアルルに芸術家共同体をつくることを真剣に考えていた。その拠点にと借りた黄色い家には椅子を13脚も揃えたというからゴッホの本気度がわかる。ところが、やって来たのはゴーギャン一人だった。

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