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2011.11.18

いつか行きたい美術館! マンチェスター市美

3272_2              ロセッティの‘アスタルテ・シリアカ’(1877年)

3271_2     ロセッティの‘緑陰のいこい’(1872年)

3269_2            ミレイの‘落葉’(1856年)

3270_2       ハントの‘の死の影’(1873年)

画家に対する思い込みの強さというのは一貫して変わらないかというとそうでもない。何かの拍子で急に熱が冷めていく画家もいる。例えば、東郷青児とか岡本太郎の絵は3,4年前からまったくみる気がしなくなった。

こういう体験をする一方で、最初に見た衝撃があまりに大きすぎてそれ以降嵌りっぱなしの画家もいる。その画家とは官能的な女性画を描かせたら右にでるものはいない
クリムトとロセッティ。とにかくこの2人の絵は強い磁力を持っている。

イギリスにある美術館でもロセッティ(1828~1882)の作品を所蔵している美術館というのどうしても優先度をあげたくなる。手元の画集によるとマンチェスター市美には‘アスタルテ・シリアカ’と‘緑陰のいこい’がある。しかとした情報ではないが、以前
Bunkamura?でマンチェスター市美名品展があり‘アスタルテ・シリアカ’が展示されたようだ。2度の公開はないから、現地で思いの丈をとげるほかない。

ロセッティが描く女性をみていると、いつも歌麿の美人画のことを思う。違うモデルを使って描いているのに、どの絵も同じ女性にみえてくる。たしかによくみると違うが、全体の雰囲気はどうみても同じ。だから、女性の顔がひとつの記号のように映る。

‘アスタルテ・シリアカ’のモデルはジェーン。モリスの妻のジェーンは‘プロセルピナ’(拙ブログ08/2/9)や‘白日夢’(10/12/16)にも登場する。ロセッティが描いた女性はほかに4人いる。‘ベアタ・ベアトリクス’(08/9/15)は妻のリジーで、‘レディ・リリス’(08/9/13)はアリー・ミラー、そして‘モンナ・ヴァンナ’や‘棕櫚の葉をもつ巫女’はアレクサ・ワイルディング、そして長く愛人だったファニー・コーンフォースもモデルをつとめている。

この美術館ではミレイ(1829~1896)の‘落葉’やハント(1827~1910)の‘死の影’もみれるから、ラファエロ前派はかなり充実している。だから、なんとか訪問したい。

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