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2011.10.22

好きな食べ物の絵! 林檎

3191_2     カラヴァッジョの‘果物籠’(1597年 ミラノ・アンブロジアーナ絵画館)

3193_2     エスピノーサの‘林檎と葡萄のあるボデゴン’(1645~55年 プラド美)

3192_2     セザンヌの‘林檎の籠’(1890~94年 シカゴ美)

3194_2     岸田劉生の‘土瓶とシュスの布と林檎’(1917年)

普段食べる食べ物のなかで最も身近なのがトマトと林檎。トマトは毎日夕食にでてくる。これがもう何十年と続いている。果物のなかでは林檎が年間を通して食べる回数が圧倒的に多い。夏の時期はスイカとか桃が多いが、秋から春までは林檎を毎日といっていいくらい食べる。わが家では冬に蜜柑を食べる習慣がないから、その分林檎がふえる。

とくにお好みの品種があるわけではなく、スーパーにでてくるものをいろいろ食べる。量としては昼・夕食後の2回で一個。お好みの林檎なのだが、ジュースとなると葡萄同様、濃い味なので敬遠気味。海外へ旅行したとき飛行機の機内サービスでもらうのはいつもオレンジジュース。まわりをみわたしても、8割の人がオレンジを注文している。どうでもいいことだが、トマトは毎日食べているのにトマトジュースは飲めない。

スイーツではアップルパイが大好物。焼き林檎風の舌触りがとてもいい。この味は海外のホテルでの食事の際よくでてくる洋梨と似ている。アップルパイはカロリーが高いから調子にのって食べるとすぐ太る。だから、ほどほどにしている。

静物画というとセザンヌ(1839~1906)の林檎がまず思い浮かぶ。油絵というもののイメージができあがったのはこの林檎の絵からだった。以来、セザンヌの静物画をずっと追っかけている。シカゴ美が所蔵する林檎の絵は08年訪問のとき残念ながら展示されてなかった。次回のリカバリーリストの一番上に載せている。

カラヴァッジョ(1571~1610)の林檎やスペインのボデゴン(静物画)を知ったのは、セザンヌよりずっと後のこと。リアルに描かれた林檎はまさに目の前にあるかのよう。昨年カラヴァッジョの‘果物籠’と再会したときは、穴の開いた林檎を中心に夢中になってみた。その画技の高さにほとほと感服させられる。

岸田劉生(1891~1929)は林檎の絵をいくつも描いているが、最も好きなのが‘土瓶とシュスの布と林檎’。05年の末渋谷の松涛美でこの絵をみたときはマグニチュード7くらいの衝撃を受けた。‘麗子像’といいこの林檎の絵といい、岸田劉生は真にすごい画家である。

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