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2011.10.27

散歩で街角ウォッチング! あやとりをする男子大学生

3211_2     鈴木春信の‘あやとり’(1767年 シカゴ美)

伊東深水の回顧展をみて帰宅する途中、電車のなかでとても興味深い光景にであった。男子大学生が3人立って話をしており、その一人があやとりの妙技を仲間に披露しているのである。ええー、男子があやとりするの!目が点になった。

男子があやとりをして遊んで悪いということはないが、あやとりは女の子の遊びと思っているから、この学生のあやとりの指捌さばきをちょっと複雑な気持ちでみていた。できあがる形がどうやったらつくれるのかを得意げに説明している。確かにあやとりも複雑な形になると、相当手の込んだ手順が必要になってくる。それがこの男子を夢中にさせているのだろう。

これも創作のひとつだから、嵌るとおもしろいかもしれない。一体、あやとりで遊んでいる男子高校生や大学生がどのくらいいるのだろうか?剣玉を楽しんでいる大人の男性がいるように、あやとり趣味の男子学生がたまたま目の前に現れただけのことなのか、それともあやとりが手品感覚の遊びとしてこの世代の男子に流行っているのか?

あやとりの形のことを思い出してみた。小学校では休み時間に女の子が鈴木春信の絵のようにあやとり遊びをするのをよくみかけた。できあがった形はどんなものだったか?すぐ思い出すのがよく対象を写している‘はしご’、そして‘ほうき’、‘蝶’、‘網’、あとは知らない。ところで、今小学校で女の子たちはあやとりで遊んでいる?

折り紙が紙のマジックなら、あやとりはひものマジック。小さいころはこういう遊びでなにもないところからをおもしろいフォルムを生み出していた。考えてみればたいしたアート心である。日本美術の特徴である豊かな装飾性は長い伝統をもつ着物文化やこうした身近な折り紙、あやとりなどがいろいろとり合わさってできあがったものではなかろうか。

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