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2011.10.20

好きな食べ物の絵! 茄子

3183_2                 小林古径の‘茄子’(1928年)

3186_2     福田平八郎の‘茄子’(1957年)

3184_2     山口蓬春の‘茄子’(1949年)


3185_2     土田麦僊の‘茄子’(1934年)

食べ物の好き嫌いがなく何でも美味しく食べられるという人は最高に幸せな人生を送っている人ではなかろうか。だが、まわりをみわたしてみるとそういう人はあまりいない。

隣の方と義理の弟は鶏がダメだし、義理の母は煮魚が生臭いといって食べない。亡くなったっ父親はどういうわけか朝トーストを食べる習慣がなかった。でも、4人ともほかは何でも食べる。だから、嫌いなものがひとつや二つくらいだったら、まあ何でも食べるくちにはいるのだろう。

そんななかで、自分はというと好き嫌いがある人間の部類かもしれない。寿司ネタのいくら、ウニがダメでさらに臭い匂いの納豆、なめこ、餃子も口にしたことがない。

誰しも好きな食べ物の言いっこだったら、話ははずむ。秋に食べるもので茄子は大好物のひとつ。一番好きなのは焼き茄子、醤油をかけて食べると幸せな気分になる。‘秋茄子は嫁に食わすな’とはよくいったものである。また、ひき肉とたまねぎのみじんぎりを茄子の間にはさんでフライにあげたものも美味しい。わが家では‘茄子のサンド揚げ’と呼んでいる。

家でてんぷらを食べるときは茄子は欠かさない。小さい頃は味噌汁の具に茄子はよくはいっていたが、今は別の具。茄子の粕づけも美味しいが、これはふだんの食事では縁がなく国内を旅行したとき旅館で食するくらい。

近代日本画には茄子がよく描かれる。小林古径(1883~1957)、福田平八郎(1892~1974)、山口蓬春(1893~1971)、土田麦僊(1887~1936)の作品をとりあげてみたが、いずれも丸っこい茄子の形がじつにすっきり描かれている。

色的には青紫のてかてかした感じがよくでている福田平八郎の茄子が一番茄子らしい。お好みの茄子はどれだろうか?

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