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2011.09.08

個人コレクション 夢の傑作選!(13)

3054_2     モネの‘ベレー帽をかぶった自画像’(1886年)

3050_2           ルノワールの‘パラソルをもった少女’(1883年)

3052_2     ホッパーの‘チェア・カー’(1965年)

3053_2     ワイエスの‘オルソン嬢’(1952年)

印象派・ポスト印象派とは一生つきあうことにしているから、モネにしてもルノワールにしても画集に載っている名画は体のなかに沁み込んでおり、次のターゲットとそれを鑑賞する段取りはおおよそのイメージができている。

モネ(1840~1926)は昨年パリで大回顧展を体験したお陰で心からみたいものは片手くらいになった。モスクワのプーシキンの2点、シカゴ美の前回みれなかった積み藁
1点、そしてマルモッタンの2点。ほかにもあることはあるが、所蔵する美術館を実際に訪問する可能性を考えるとこんなところに落ち着く。

モネが若い頃に描いた自画像はなかなかいいので見たい度は強いが、これは個人のコレクションだからこの先も縁がなさそう。一体どこの誰がもっているの? 過去展覧会に出品されたかどうかについてはまったく知らない。

ルノワール(1841~1919)が描く女性像との遭遇はここ数年いいことが続いている。今年は年初マドリードでクラーク美蔵の2点が突然目の前に現れてくれた。年内にお目当ての絵ともう1点会うことになっている。数冊の画集に載っている女性画のなかで、なんとしてもこの目でと思っているのはあと3点くらい。そのひとつが‘パラソルをもった少女’。ミューズが微笑んでくれるか?

ホッパー(1882~1967)の絵をみる機会がもうすぐやってくる。それは国立新美で
9/28から開催される‘モダン・アート、アメリカ’展、日本で初公開されるワシントンのフィリップスコレクションのなかにホッパーが2点入っている。これをみたあとはNYのホイットニー美。数年のうちに再訪問して沢山あるホッパーの絵との対面という流れだが、予定通りにいくか。

また、日本の美術館に対しても少しだけ期待している。こういうときすぐ頭に浮かぶのはBunkamura。この画家の回顧展を企画してくれそのなかに個人蔵の‘チェア・カー’が入っていたりして、過大な妄想をしてもいけないが帆だけは高くかかげておきたい。

2年前に亡くなったワイエス(1917~2009)の‘オルソン嬢’を所蔵しているのはロックフェラー家。ワイエスはクリスチーナの姿をいろいろ描いているが、猫を抱くこの絵にはとても魅了される。

クリスチーナは親しかったワイエスの妻に宛てた手紙にこんなことを書いている。‘私と私の猫の絵が大富豪の邸宅に掛けられているなんて、とても想像できません。アンディー(ワイエスの愛称)は絵を売るとき、なんて無頓着なのでしょう’

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