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2011.09.25

個人コレクション 夢の傑作選!(18)

3106_2                 与謝蕪村の‘竹渓防隠図’(重文)

3105_2     長沢芦雪の‘白象唐子遊戯図屏風’(右隻 18世紀)

3104_2       長沢芦雪の‘童子・猫・雀図’(18世紀)

3103_2     久隅守景の‘鍋冠祭図押絵貼屏風’(17世紀後半)

信楽のMIHO MUSEUMはここ4年のうちに江戸絵画のビッグな回顧展を3回実施した。08年‘与謝蕪村’、09年‘若冲ワンダーランド’、そして今年は‘長沢芦雪’。

若冲と芦雪は複数回クルマを走らせ思いの丈を叶えられたが、与謝蕪村(1716~
1783)のときは1回のみ。だから、展示替えで見逃したのがいくつもでた。最大のお目当てだった‘夜色楼台図’(国宝)と‘鳶・鴉図’(重文 北村美)がみれたので満ち足りた気分だったのだが、対面できなかった重文クラスの絵にはやはり未練が残る。

そのなかの1点は出光美でまもなくリカバリーできる。それは‘大雅・蕪村・玉堂と仙厓’展(9/10~10/23)に展示されている‘山水図屏風’(重文)。出光には随分通っているのに、この絵とは相性が悪かったが漸く会えそう。これに続きたいのが個人コレクションの‘竹渓防隠図’と‘寒林孤亭図’。果たして遭遇できるだろうか?

今年の大きな収穫は長沢芦雪(1754~1799)。06年の‘応挙と芦雪’(奈良県美)も体験したから、芦雪は済みマークがつけられる。残った未見の作品でこれだけはお目にかかりたいと思っているのは5点くらい。その筆頭が唐子の赤の衣裳に惹きつけられる‘白象唐子遊戯図’。所蔵している鐵斎堂は?展覧会に貸し出したことがあるのだろうか。

真ん中に右手に鼠をのせた童子、左右に猫と雀を描いた絵も楽しい絵。もう一点長いこと待っているのが逸翁美にある‘降雪狗児図’。回顧展には2回とも出品されなかった。こういう絵は現地を訪ねるしかないのだろうか。

久隅守景(寛永~元禄頃)のユーモラスな‘鍋冠祭図’は15年くらい前、サントリー美であった展覧会に出たのだが、展示替えで会えなかった。それからもうだいぶ経っているのにまだ姿を現してくれない。画集に載っている個人蔵の名画は一度見逃すと鑑賞の機会が永遠に遠のくような気がする。

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