大リーグ ぱっとしない成績に終わった日本人選手!
大リーグはレギュラーシーズンが終わりに近づいている。
本来ならこれからワールドチャンピオンが決まるときまでTVの前でおおいに盛り上がるのだが、今年は日本人選手の成績がイチローも含めてぱっとしなかったから、大リーグそのものへの興味がしぼんでいる。
これからはじまるポストシーズン(PS)に進出するチーム(一部予想も含む)は
アリーグではヤンキース(東地区)、タイガース(中)、レンジャーズ(西)、レッドソックス(ワイルドカード)、ナリーグはフィリーズ(東)、ブリュワーズ(中)、ダイヤモンドバックス(西)、ブレーブス(ワイルドカード)
このなかで日本人選手がいるのはレンジャーズ(上原、建山)とブリュワーズ(斉藤)。3人ともチームではセットアッパー。上原は8月にレンジャーズから求められてオリオールズから移籍した。PSはリーグチャンピオンを決める戦い(7戦)あたりからみるつもり。
今年は日本人選手はドジャースの黒田を除いて目立った活躍をしなかった。イチローは現在打率0.273、安打数175本。天才イチローだって打てないシーズンがあってもおかしくないが、今シーズンは最後まで調子が上がらなかった。6月の時点で年間200本安打は無理だろうと予想したが、その通りになった。春先元気だったマリナースも終わってみれば定位置の最下位。イチローにとっては例年以上に気分の滅入るシーズンとなった。
夏場猛打を放った松井(アスレチックス)の成績も平凡なもの。打率は0.255、ホームランは12本どまり。打点も71。いずれも昨年エンゼルスで残した数字、0.274、21本、84打点を下回った。松井は来年38歳、成績が下降するのは仕方がない。でも、引退はまだ早い。イチローだって来年は巻き返しをはかるだろうから、松井も現役を続けてもらいたい。
投手で頑張ったのがドジャースの黒田。勝ち星はオーナーの変更というチーム事情の悪さもあって12勝にとどまったが(16敗)、防御率はここ4年間で最もいい3.19。ドジャースのGMは黒田と契約を更新したい意向のようだから、来年もドジャースで投手陣の柱の一人として投げると思うが。それとも強いチームへ移籍する?
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