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2011.09.13

板橋区美の‘実況中継EDO’は何のこと?

3068_2     円山応挙の‘群獣図屏風’(左隻 三の丸尚蔵館)

3069_2              小田野直武の‘鷺図’

3071_2     宋紫石の‘富士山図’(東博)

3070_2     谷文晁の‘西遊画紀行帖’(板橋区美)

板橋区美のへんてこなタイトルのついた展覧会をみるため、池袋から東武東上線に乗った。急行だと最初にとまるのが成増駅、ここから美術館行きのバスがでている。いいタイミングでバスが来たからひょいと乗った。ところが、途中からいつもと違うことに気がついた。運転手から‘このバスは美術館へは行きません’、えっー?

西高島平駅で下車してまた15分くらい歩いた。はじめてこの美術館行ったときはこのルートだったので、どうにかたどり着けた。成増駅からのバスは全部美術館行きと勘違いしたのがいけなかった。次回はバスの行き先に要注意。

‘実況中継EDO’展(9/3~10/10)は作品の数はいつものように全部で43点と少ない。だから、鑑賞に要する時間はそうかからない。入館料は600円。この美術館を定期的に訪問しているのは期待値以上の作品がでてくるから。江戸絵画に長いことフォーカスし、展覧会のタイトルは遊び心にあふれている。

‘実況中継EDO’って何?はじめEDOと江戸がリンクしなかった。E・D・Oは何の略かな?は入館してわかった。でも‘実況中継’の?はしばらく消えなかった。でもそのうちに、そういうことネで納得。

今回は1点買い鑑賞。それは長年追っかけていた円山応挙(1733~1795)の‘群獣図屏風’。やっと象が登場する左隻をみることができた。昨年8月、三の丸尚蔵館であった‘虎 獅子 ライオン’では虎が描かれた右隻のみの展示(拙ブログ10/8/1)。象さんがまた遠のいたと気落ちしたが、意外に早く目の前に現れてくれた。

象が他の動物とは体の大きさがちがう格別な存在なのに、ここではその扱いを受けてない。胴体の後ろの部分は太い幹の木に隠れてみえない。図版をながめて、虎とくらべると存在感があまりないなと思っていたが、本物をみてその感を強くした。で、象のキングは若冲の‘象と鯨図屏風’に決定!

応挙の象をみたのであとは軽くみた。そのなかで足が止まったのは小田野直武
(1749~1786)の鷺の絵。この絵は府中市美の動物展にも出品された。手前の鷺はバックに描かれたものと比べるとびっくりするほど大きいのにぱっとみるとそう感じない。これは精緻な描写によって視線が鷺ばかりに集中するから。

風景画では宋紫石(1715~1786)の富士山と谷文晁(1763~1840)の滝が印象深い。また、1点すばらしい絵がある。見てのお楽しみ。

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