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2011.09.10

個人コレクション 夢の傑作選!(15)

3059_2     ‘座っているズワーヴ兵’(1888年)

3060_2     ‘パシアンス・エスカリエの肖像’(1888年)

3061_2       ‘パイプをくわえる包帯の自画像’(1889年)

3062_2     ‘医師ガシェの肖像’(1890年)

本日の個人コレクションはオールゴッホ(1853~1890)。手元にある印象派の画集や図録で最も多いのがゴッホとモネ。そのゴッホ本の中から魅了され続けているものを選んだ。

美術館にあるものでも個人がもっているものでも、とにかくゴッホの絵は一点でも多くみたい。美術館で狙いを定めているのはオッテルローのクレラー=ミュラー、アムステルダム市立美、そしてモスクワのプーシキン。

今年は横浜美にプーシキンの5,6点あるコレクションから‘医師フェリックス・レーの肖像’がやってくることになっていたが、残念なことに東日本大震災の影響で展覧会自体が消えてしまった。こうなったら、もう現地に乗り込むほかない。

さて、個人コレクションのゴッホの絵。ゴッホは身近にいた人の肖像を沢山描いているが、ぐっと惹きこまれる傑作のうちかなりの数がコレクターの手のなかにある。ここにとりあげたのはみたくてしょうがない絵ばかり。

赤の衣裳が目にとびこんでくる‘座っているズワーブ兵’ははじめてみたとき、まだこんなすばらしい絵があったのかと興奮した。これはアルゼンチンにある。そして、写楽の大首役者絵のような‘パシアンス・エスカリエの肖像’にもKOされた。これはアテネのニアルコス・コレクションの一枚。ほかにも画集によく載っている‘タンギー爺さん’をもっている。

このニアルコス・コレクションはアテネの街中にギャラリーのようなものがあり、作品を展示しているのだろうか。アテネは再訪する予定があるので、一般公開されているのなら是非寄ってみたい。関連する情報をいろいろ当たってみようと思う。

‘パイプをくわえる包帯の自画像’は長いこと図版でおつきあいしているが、本物はシカゴにある。ロンドンのコートールド蔵の‘耳を切った自画像’(拙ブログ10/12/20)と比べると、こちらのほうが元気そう。いつかみてみたい。

オルセーにあるポール・ガシェ医師の肖像画(08/2/19)はお気に入りの絵。ゴッホはほぼ同じポーズでもう一枚描いている。こちらは現在個人の所蔵。1990年、日本人コレクターが125億円で落札し話題になった絵だが、今は誰の手に?みる機会があるだろうか。

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