いつか行きたい美術館! カッセル美・ハンブルク美
デューラーの‘エルスベト・トゥーハーの肖像’(1497年 カッセル美)
レンブラントの‘横顔のサスキア’(1634~42年 カッセル美)
ドイツの都市でこれまで訪問したことのあるのはミュンヘン、アウクスブルク、マインツ、ヴィースバーデン、ケルン、ハノーファー、ベルリン、ポツダム、マイセン、ドレスデン。このうち旧東ドイツの街はツアー旅行だが、ほかはジュネーブに住んでいたときクルマで出かけた。
アウトバーンは何回か走ったから、どのくらい運転すると目的の街に着くかというのはおおよそイメージできる。今では考えられないが、アウトバーンで体験した最高時速は
180km。爽快だった。今日とりあげる美術館のあるカッセルはヘッセン州の街で同じ州のフランクフルトから北へおよそ100kmのところにある。そして、カッセルからさらに200km北上するとハンブルクに到着する。
二つの美術館へ行くにはフランクフルトに滞在するのがいいかもしれない。ここからタクシー観光を利用してアウトバーンを走れば2時間半もあればハンブルクへ到着する。カッセルなら1時間もかからない。
カッセル美の名前はもう随分前から美術本で知っている。載っている絵はデューラー
(1471~1528)のなかなかいい女性の肖像画とレンブラント(1606~1669)の‘横顔のサスキア’。レンブラントの追っかけの順番としてはまずマウリッツハイスとアムステルダム国立美にある自画像だが、それが終わるとこのサスキアをなんとしてもみたい。
ハンブルク美に憧れるのは惚れているマネ(1832~1883)の‘ナナ’があるから。通常のツアー旅行ではこういう街はまったく縁がないが、自分で企画する旅行ならどこだって行ける。この美術館にあるほかの作品の情報はきわめて少ない。クラナハ(1472~1553)があるのは当然かもしれないが、ほかにもドイツの画家の作品が期待できるだろうからいつか訪問してみたい。
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