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2011.08.31

イタリアにまだある追っかけ彫刻!

3020_2     ‘狩をするアレキサンダー’(前300~250年 ローマ ヴィラ・ジュリア博)

3018_2  ドナテッロの‘ガッタメラータ騎馬像’(1447~53年 パドヴァ イル・サント広場)

3021_3ベルニーニの‘コスタンツァ・ボナレッリの肖像’(1635年 フィレンツェ バルジェロ博)

3019_2 マデルノの‘聖チェチリア’(1600年 サンタ・チェチリア・イン・トラステヴェレ聖堂)

ヨーロッパの美術館や教会で絵画や彫刻をみてまわる場合、お目当ての作品がすんなりみれるときもあれば、運悪く美術館が工事のため閉まっていたり、どこかへ貸し出し中だったりで思いの丈をはたすことができないときもある。

絵画に比べると彫刻の展覧会はそう度々は開かれないから、ほかの美術館へ貸し出し中ということはあまりなく、作品の修復といった特別な期間にぶち当たらなければ期待通りに対面できることが多い。

ローマでまた美術めぐりをするときはこれまでの訪問で見逃したもののリカバリーが中心、だから、ひとつひとつの美術館や教会にいる時間は短いかもしれない。

06年のとき出かけたヴィラ・ジュリア博ではいまひとつ釈然としないことがあった。お目当てのエトルリア彫刻‘夫婦の陶棺’(拙ブログ06/5/26)はしっかりみたのだが、館を出て図録をみたときそこにみたかどうかはっきりしないものが載っていた。図版だけでも心が揺すぶられるリュシッポス作‘狩をするアレキサンダー’。

はじめての美術館の場合、展示のレイアウトがわからないため、あっちへ行ったりこっちへ行ったりで全部の部屋をみたかどうかはあやふや。これだけダイナミックな動きをしたブロンズなら足がとまるだろうと思ったりもするが、忙しくまわったので見落とした可能性もある。残念な思いが募っているので、なんとかリカバリーしたい。

ローマにはもう一点とても興味を惹かれる作品がある。それはブログ‘イタリア黒猫日記’を書いておられるAyumiさんに教えてもらった‘聖チェチリア’。これをつくった彫刻家はマデルノ(1576~1636)。

サンタ・チェチリア・イン・トラステヴェレ聖堂の地下に3世紀のころキリスト教徒迫害をうけ殉教したチェチリアの墓があり、この彫像が飾られている。聖女の顔がベールにおおわれてみえない。インパクトのありすぎる彫刻なので、図版をみた瞬間この聖堂へ行こうと思った。

前回展示室が工事中でみれなかったベルニーニ(1598~1680)の愛人の肖像彫刻もなんとかしたい作品。また、パドヴァへ出かけスクロヴェーニ礼拝堂に描かれたジョットの壁画をみたあとは、ルネサンス時代になりドナテッロ(1387~1466)がはじめて制作した騎馬像の前に立ちたい。

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