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2011.07.06

もっと見たいオキーフの名画!

2822_2     ‘赤い丘’(1927年 フィリップス・コレクション)

2819_2     ‘ジャック・イン・ザ・ブルビットⅢ’(1930年 ワシントンナショナル・ギャラリー)

2821_2     ‘オニゲシ’(1928年 ミネソタ大ワイズマン美)

2820_2     ‘それは青と緑だった’(1960年 ホイットニー美)

アメリカの女流画家、ジョージア・オキーフ(1887~1986)に大変魅せられており、回顧展に遭遇することを夢見ている。08年に美術館めぐりをしたとき、どこにもオキーフの絵はあり、この画家がアメリカでは特別の存在であることを実感した。

国立新美では今秋ワシントンにあるフィリップス・コレクションが所蔵するアメリカ絵画を公開する‘モダン・アート、アメリカ’展(9/28~12/12)が開催される。チラシにはオキーフの作品が2点載っている。日本に居ながらにしてアメリカの画家の絵を楽しむのだから、あまり贅沢はいえず無理とはわかっているがこの2点と‘赤い丘’をとっかえて欲しかった。

‘赤い丘’は18年前、週間美術本‘ラ・ミューズ 世界の美術館 フィリップスコレクション’で知って以来、丘の強烈な赤と沈みゆく太陽をいつかこの目でと思いをつのらせている。このすばらしい風景画とともに、ワシントンではみたい絵がもう数点ある。それはナショナル・ギャラリーが所蔵する連作‘ジャック・イン・ザ・ブルビット’。

ここに6点全部あるかわからないが、TASCHEN本には4点載っている。前回みたのはⅣ1点のみ(拙ブログ08/4/17)。花の絵をみているのか抽象画をみているのか不思議な体験だった。この絵以上に心に響くのがⅢ。

オキーフの絵というと画面いっぱい描かれた大きな花とか牛の頭蓋骨がイメージされる。モチーフとしての花をクローズアップして描くという発想は花鳥風月の国、日本では生まれてこない。これが広大な自然をもつアメリカに住む画家の手にかかると画面が大きくなり、花も巨大化しついには一部がキャンバスからはみだす。こうなると具象の感覚は半分溶け抽象化された形と色彩に心はむかう。

ホイットニー美でまずみたいオキーフの絵は‘夏の日々’(10/9/22)だが、高層圏を飛ぶ飛行機の窓から見た光景を白をバックにやわらかい曲線のフォルムで自由に表現したような‘それは青と緑だった’にも惹きつけられる。この美術館はまだ足を踏み入れてないので、次回のNYではいの一番にでかけるつもり。

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