« もっと見たいステラの名画! | トップページ | アートに乾杯! カンディンスキー 爽快感200%の抽象美 »

2011.07.11

アートに乾杯! 心をとらえて離さないミロの‘星座’シリーズ

2839_2     ‘夜と朝の雨にうたうナイチンゲール’(1940年 NY・ペリスギャラリー)

2840_2      ‘夜明けの目覚め’(1941年 NY個人)

2841_2       ‘恋人たちに未知の世界を明かす美しい鳥’(1941年 MoMA)

2842_2     ‘明けの明星’(1940年 バルセロナ ミロ美)

近現代アートは作家の内面や想像力が前衛的に表現されるから、どうしても難解なイメージがつきまとう。My鑑賞スタイルはいたって気楽。カオス的な混乱がすぎるものや、見てて心の動かない抽象表現は迷うことなく作品の前を通りすぎる。

作品を理解できるとかできないでみるのは観念的な見方。日本人は元来観念的思考が好きだから、美術好きの人でもこの類の人が結構多い。抽象的に表現された色やフォルムにも具象画と同様に心に響くものがいっぱいある。抽象絵画でもシュルレアリスムでもミニマリスムでもそうした作品と素直に向き合い、斬新な色の構成や記号的なフォルムを楽しみ、作家の感情や精神性に熱く共感したい。

大好きなシュルレアリスト、ミロ(1893~1983)が47歳の頃描いた‘星座’シリーズに対面することをもう何年も夢見ている。が、23点のうちこれまで体験したのは1点のみ。それは21年前、バルセロナにあるミロ美でみた‘明けの明星’。出張でこの地を訪れたとき、土日の休日を利用して出かけた。苦い思い出は財布のなかにドル紙幣しかなく館の図録が購入できなかったこと。で、館内で写真を沢山撮り図録の代わりにした(拙ブログ05/7/9)。

‘星座’シリーズは第二次大戦最中の1945年、NYの画廊で発表された。そのあと、これが今日までの間にまとまったかたちで再度展示されることがあったのだろうか?全作品が載った画集があるかもしれないが、まだ縁がない。だから、知っている作品はTVの番組や画集でみた10点ほど。

そのなかで見たい度の強いのがここにあげた3点。いずれも星が沢山描かれている。この星たちにミロは平和の到来を祈ったのだろう。個人がもっている‘夜明けの目覚め’はこれからも縁がないだろうが、MoMA蔵の右にライオン?が登場する‘恋人たちに未知の世界を明かす美しい鳥’はなんとか対面したい。でも、これが常時展示してあるかはわからない。実際、訪問するときは毎日ミューズに手を合わせることにしている。

NYのペリスギャラリーにあるナイチンゲールはすごく魅せられる。いつかNYでギャラリー巡りをしようと思っている。ミロの絵をこのギャラリーでみられるかどうかわからないが、所在地をチェックし出かけてみるつもり。

|

« もっと見たいステラの名画! | トップページ | アートに乾杯! カンディンスキー 爽快感200%の抽象美 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アートに乾杯! 心をとらえて離さないミロの‘星座’シリーズ:

« もっと見たいステラの名画! | トップページ | アートに乾杯! カンディンスキー 爽快感200%の抽象美 »