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2011.07.25

ギリシャ神話本レビュー!

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西洋古典絵画に描かれる主題はキリスト教の話とギリシャ神話が中心。だから、絵画に接しているとキリスト教徒でもないのにイエス・キリストやマリアの物語が目学問(My造語)によりある程度理解が進み、そしてギリシャ神話に登場する神々や英雄たちの物語についてもイメージができあがってくる。

知識欲というのはそのテーマに関心が深ければいやおうなしに増殖していく。でも聖書を引っ張りだしてきて読もうという気にはなかなかならない。それに対して、ギリシャ神話は人間臭い話が多いから、この本を読んだらあの本を読んでみようというようにだんだんギリシャ神話の世界に嵌っていく。

ギリシャ神話の本はある時期集中して相当数読んだので、神話の森の骨格となる木々についてはおおよそ頭のなかに入った。そのなかからお奨め本をピックアップしてみたので、関心のある方は参考にしていただきたい。

★ホメロス‘イリアス’(岩波文庫)
★ホメロス‘オデュッセイア’(岩波文庫)
★ヘシオドス‘神統記’(岩波文庫)
★オウィディウス‘変身物語’(岩波文庫)

注書きなども読み込むと時間がかかるが、この4点はギリシャ神話の全貌をつかむには欠かせない基本原典。古代ローマに書かれたオウィディウスの‘変身物語’はルネサンス以降の画家がギリシャ神話を題材にして描くとき必ず読んだ本。読み出すと夢中になる。

原典以外のギリシャ神話本は沢山でている。ダイジェスト版や詳細版、地図入り、絵画やアンフォラ入りのビジュアル本などいろいろある。気軽に読めておもしろいのをあげてみると、
★阿刀田高‘私のギリシャ神話’(集英社文庫 02年12月)
★楠見千鶴子 ビジュアル版‘ギリシア神話物語’(講談社 01年11月)
★豊田和二 図解雑学‘ギリシア神話’(ナツメ社 02年8月)
★マイケル・マクローン 知のカタログ‘ギリシア・ローマ神話’(創元社 00年9月)
★コレット・エスタン‘ギリシアローマ神話ものがたり’(創元社 92年7月)

ギリシャ神話を一から十まで知りたい方にお奨めなのは、
★K.ケレーニイ‘ギリシアの神話 神々の時代/英雄の時代’(中公文庫 85年4月)
★T.ブルフィンチ‘ギリシア神話と英雄伝説’(講談社学術文庫 95年2月)
★呉茂一‘ギリシア神話’(新潮文庫 69年10月)

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