いつか行きたい美術館! ミュンヘン 州立近代美
ミュンヘンを訪れたのは今から28年前。当時、美術に対する関心はごく普通の観光客のレベルだったので、ここにカンディンスキーの抽象画を所蔵するレンバッハハウス美や印象派などの近代絵画を展示するノイエ・ピナコテークがあることは知る由もなく、訪れたのは古典絵画がみられるアルテ・ピナコテークの1館だけ。
この古典絵画館で最も目にやきついているのがバロック絵画の巨匠ルーベンスの絵。とにかく大きな絵が部屋にどーんと飾ってあった。ほかはやはりドイツの画家デューラーとクラナハ。そして、画面が兵士でびっしり埋まったアルトドルフィーの‘アレクサンドロス大王の戦い’も忘れられない。これに対し、ダ・ヴィンチとラファエロの絵の記憶はほとんど消えかかっている。
次のミュンヘンでは、忙しくなりそう。まわる順番は今から決めている。まず、ノイエ・ピナコテークへ行きマネの‘アトリエの昼食’やゴッホのひまわりなどをみる。そのあとアルテを再訪し、次に念願のレンバッハハウスをめざす。ここでカンディンスキー、クレー、マルクを楽しんだら、すぐ近くにある古代彫刻美へ寄り追っかけ彫刻‘バルベリーニのファウヌス’と対面する。
そのあと足を運ぼうと思っているのが20世紀初頭から現代までの絵画と彫刻を展示するバイエルン州立近代美。こうした美術館群をみると、ミュンヘンがパリやロンドン、NY、マドリード、ベルリン同様、すばらしい芸術都市であることがよくわかる。
街の東のほうにある州立近代美が所蔵する作品の情報はあまりない。ここにあげたマグリット、クレー、マルク、ベックマンのほかにはファイニンガーやポップアートのウォーホルなども手元の美術本に載っていた。ウォーホルがあるのだから現代アートのいいものをコレクションしているような気がする。
4点はいずれも見たい度の高い絵だが、なかでもベックマン(1884~1950)の絵は興味深々。10点描かれた三幅対作品はこれまで1点しか体験してないので、NYの
MoNAにある‘夜’とここの‘誘惑’は是非みてみたい。
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ルーベンスの‘聖家族’(1632~34年)




























ドメニキーニの‘ディアナの狩猟’(1616~17年 ボルゲーゼ美)





‘ボクシングをする少年’(前16世紀後半)



























‘垂直の面と斜めの面’(1913~23年 プラハ国立美)


‘空の青’(1940年 ポンピドーセンター)

























ホイッスラーの‘ウェストミンスター旧橋のとり壊し’(1862年 ボストン美)
ホイッスラーの‘ノクターン:青と金色 サウサンプトン’(1872年 シカゴ美)
コールの‘ナイアガラの滝の眺望’(1830年 シカゴ美)
チャーチの‘コトパクシの眺め’(1857年 シカゴ美)
‘見張り’(1896年 ボストン美)
‘八点鐘’(1886年 アディソン・ギャラリー)








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