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2011.06.09

個人コレクション 夢の傑作選!(9)

2769_3     菱川師宣の‘すねた女’(1673~81年)

2770_2        鈴木春信の‘風流江戸八景 上野の晩鐘’(1768~69年)

2768_2     喜多川歌麿の‘ぎやまんおしま’(1802~03年)

2767_2     葛飾北斎の‘雪中虎図’(1849年)

今年は例年以上に浮世絵の展覧会が充実している。ボストン美の浮世絵コレクション展のパートⅡ(山種美&千葉市美)、6/12で終了する東博の‘写楽展’、そして現在
太田で開かれている‘国芳展’(7/28まで)。

国芳展はふたつ進行しており、太田のものはこのあと佐川美(9/6~11/6)、郡山市美(11/12~12/25)と巡回する。いまひとつは日曜美術館でも紹介された大阪市美などで行われるもの。こちらは12月森アーツセンターにやってくる(12/17~2/12)。昨年の府中市美とあわせると3回の国芳展。これで国芳の図録は6冊になり、北斎を抜いて浮世絵のキングにおどりでる。しばらくは国芳の絵で楽しめる。

気が早いが、来年はどんな浮世絵展があるだろうか?菱川師宣(1630~1694)を東博か千葉市美でやってくれないかと密に期待している。ほかにも勝手な希望はある。例えば、MOAか出光美で‘勝川春章展’とか。師宣の回顧展があるとき是非入れて欲しいのが個人蔵の‘すねた女’。

鈴木春信(1725~1770)の追っかけ画は個人蔵や東博にあるものは対面が思うように進まないが、海外の美術館の里帰り展でいい絵をみる機会が多いから着実にヴァリエーションは増えている。ファン心理としては、好きな絵師の絵が多く体験できると満ち足りた気分になる。

そうした中、長らく待っている‘上野の晩鐘’はなかなか姿をみせてくれない。回顧展でもないかぎり展示されないだろうが、その回顧展も萩でみてからまだ9年。2度目の春信展はもう5年以上かかりそうだから、運が良ければの心境。

春信に比べれば期待がもてそうなのが喜多川歌麿(1753~1806)。勝手に回顧展がここ数年のうちにあると信じているが、肉筆画の‘きやまんおしま’が出品される可能性は低いかもしれない。でも一度みてみたい。

ここでとりあげた4点のなかで最もみたいのは北斎(1760~1849)が亡くなる3ヶ月前に描いたという‘雪中虎図’。この肉筆画の存在を知ったのは20年くらい前。随分待たされているがまだ縁がない。北斎の追っかけは残り数点、これがみれたら済みマークをつける気でいるのだが。幸運はやってくるか?

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