« いつか行きたい美術館! エッセン フォルクヴァング美 | トップページ | 世界中からベストの役者大首絵を揃えた‘写楽展’に大感激! »

2011.05.11

いつか行きたい美術館! ノルトライン=ヴェストファーレン美

2663_2          クレーの‘へそ・中心の教え’(1939年)

2661_2     カンディンスキーの‘コンポジションⅩ’(1939年)

2660_2     ポロックの‘ナンバー32、1950’

2662_2     ブラックの‘アトリエⅡ’(1949年)

デュッセルドルフはケルンからエッセンに行く途中にあるライン川沿いの街。ここにノルトライン=ヴェストファーレン美があり、そのクレーコレクションは画家の生国スイスに次ぐ質量を誇っていることを06年川村記念館で開催されたクレー展(拙ブログ06/7/4)で知った。

このクレー(1879~1940)作品は2年前にも今度はBunkamuraにピカソやシャガールの絵などと一緒にやってきた。でも出品された27点は川村でみた44点と半分くらいがダブっており、プラスαにもぐっとくるのがなかったので刺激はあまりなかった。

現在ここにあるクレーの作品はおよそ100点。そのなかの目玉は美術本に載っている‘へそ・中心の教え’ではないかと思う。これを展示してくれたらいっぺんにKOされただろうが、こういう自慢の作品は海外には絶対貸し出さない。真ん中にいる赤や黄色の大きな丸や四角の色面で表現された人物は女性のようにみえる。これを現地ではいの一番にみたい。

クレーの絵同様に惹かれているのがカンディンスキー(1866~1944)の‘コンポジションⅩ’。この画家の抽象画でとくに魅了されているのは画業後半に描かれたもの。このスッキリしたフォルムと明るい色彩がおりなす象徴的でファンタジックな世界の前では心がわけもなく躍る。

ポロック(1912~56)の絵というとヨーロッパではパリのポンピドーとかロンドンのテートモダンのような美術館にしかないと思っていたが、ここにも引き込まれる作品があった。1950年に制作された‘ナンバー32’。これは縦2.7m、横4.6mの大作だから半端じゃなく圧倒されるにちがいない。

09年のBunkamuraで公開されたこの美術館の作品で大感激だったのがピカソとベックマンの絵(09/2/27)。はかにも日本で2回みたマティスの‘赤い室内、青いテーブルの上の静物’(08/6/22)やブラック(1882~1963)の‘アトリエⅡ’などがある。ケルンのルートヴィヒ美のようにここの近現代アートも相当レベルが高そう。

|

« いつか行きたい美術館! エッセン フォルクヴァング美 | トップページ | 世界中からベストの役者大首絵を揃えた‘写楽展’に大感激! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65878/51645654

この記事へのトラックバック一覧です: いつか行きたい美術館! ノルトライン=ヴェストファーレン美:

« いつか行きたい美術館! エッセン フォルクヴァング美 | トップページ | 世界中からベストの役者大首絵を揃えた‘写楽展’に大感激! »