いつか行きたい美術館! ヴェネツィア ドゥカーレ宮
ヴェロネーゼの‘ユノがヴェネツィアに宝を授ける’(1533年)
ヴェネツィア観光にドゥカーレ宮の見学は必ず入っているから、内部の様子は一応わかっている。でも、ツアーの場合は時間の関係でどんどん進んでいくからここに飾ってあるヴェネツィア派の絵画をゆっくりみる余裕はない。だから、しっかり覚えているのは2階の大議会の間にあるティントレットの大壁画‘天国’くらいのもの。
で、あとでガイドブックに載っている絵をみて‘この絵どこにあった?しっかりみたかったな’という思いが胸のなかにわきおこる。もう遅い!そのリカバリーを次のヴェネツィア訪問で是非果たしたい。
ボス(1450~1516)の気になる絵‘天上界への上昇’と三連祭壇画の中央に描かれた‘聖ヒエロニムス’はドゥカーレ宮のどこに展示してあるのかわからない。通常の導線でまわってこれに出会うことはないから、別の部屋があるのかもしれない。自由時間を使って入場するのだから、まずボスの絵をめざしたい。
そのあとみたいのがカルパッチオ(1460~1526)の迫力のあるライオンの絵。この絵もこれまでみた記憶は無い。カルパッチオはヴェネツィアで両手くらい体験できそうだが、これもお目当てのひとつ。とても楽しみ。
黄金色の輝きが目にまぶしいヴェロネーゼ(1528~1588)は06年のとき、みたようでもありみなかったようでもあり、とにかく記憶はあいまい。しかとみたという実感がもてるように次回は単眼鏡をもっていき、ティツィアーノやティントレットの描いた天井画、壁画とともにじっくりみるつもり。
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