« お馴染みになった‘芸大コレクション展’(後期)! | トップページ | いつか行きたい美術館! ヴェネツィアの聖堂 »

2011.05.17

いつか行きたい美術館! パルマ大聖堂

2684_2     コレッジのパルマ大聖堂天井画‘聖母被昇天’(1526~30年)

2685_2       コレッジョの‘聖母と幼い洗礼者ヨハネ’(1516年)

2686_2             コレッジョの‘ガニュメデスの誘拐’(1530年)

イタリアは国全体が大きな美術館みたいなものだから、美術めぐりの旅をいろいろ計画するのはとても楽しい。昨年2回でかけたのですこし間があくが、次のそしてその次の行き先へと夢はふくらむ。

パドヴァのスクロベーニ礼拝堂(拙ブログ10/10/11)でジョットのフレスコ画、マントヴァのドゥカー宮殿でマンテーニャの絵(10/10/12)をみたら、どうしても同時に目に焼きつけたい作品がある。それはパルマ大聖堂の天井にコレッジョが描いた‘聖母被昇天’。今これが頭の中にある‘イタリア夢の3点セット’。

コレッジョ(1489~1534)はフィレンツェから北へ100km、人口2万人の小さな町コレッジョで貧しい織物商人の家に生まれた。マンテーニャのもとで修行したあと、ダ・ヴィンチやラファエロなど先人たちの技術を貪欲に吸収する。1月プラドでみた‘聖母と幼い洗礼者ヨハネ’は洞窟の場面といい、髪の毛の描き方といいダ・ヴィンチの‘岩窟の聖母’を彷彿とさせる。

その高い画力が世に知られるようになり、コレッジョは37歳のときパルマの大聖堂からクーポラの天井画を依頼される。4年の歳月をかけて描いた‘聖母被昇天’は図版でみるとローマのサンティニャーツィオ聖堂やジェズ聖堂の天井画と同じように仰視遠近法を用いて描かれたイリュージョン画。コレッジョはバロック絵画を先取りしていた!

これはどうしても現地でみたくなる。そのときは天井に神話が描かれたサン・パオロ女子修道院やパルマ国立美にも足を運び、コレッジョ尽くしといきたい。それが達成できれば03年訪問したウィーン美術史美で貸し出しかなにかでみれなかった‘ガニュメデスの誘惑’のリカバリーにひとがんばり。運がよければ今のところ5割くらいのコレッジョがすごく近くなる。

|

« お馴染みになった‘芸大コレクション展’(後期)! | トップページ | いつか行きたい美術館! ヴェネツィアの聖堂 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65878/51698466

この記事へのトラックバック一覧です: いつか行きたい美術館! パルマ大聖堂:

« お馴染みになった‘芸大コレクション展’(後期)! | トップページ | いつか行きたい美術館! ヴェネツィアの聖堂 »