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2011.05.28

個人コレクション 夢の傑作選!(6)

2721_2     川合玉堂の‘月天心’(1954年)

2720_2     横山操の‘ふるさと’(1965年)

2722_2     小野竹喬の‘近江富士’(1971年)

2723_2     安井曾太郎の‘裏磐梯の初秋’(1935年)

展覧会の体験を重ねるにつれ、絵画でもやきものでも美術品の鑑賞というのは本当にロングランだなと思う。人生の長さを自分では決められないが、見たい作品を書いた紙を船の帆に貼っておけば、天がなにかの拍子でそれに気づきいい風を送ってくれるかもしれない。

今日とりあげるのは風景画の名品。いずれも作品の存在を知ってから長いこと経つがまだ縁がない。これまで川合玉堂(1873~1957)と小野竹喬(1889~1979)の大きな回顧展(拙ブログ10/3/7)を夫々2度体験したのに、とても惹かれる水墨画‘月天心’と美しい色彩に心が軽くなる‘近江富士’は姿を現わしてくれなかった。

画集に載っているのだから、どこの誰がもっているかはわかっているはず。ところが、展覧会にでてくるものとまったく公開されないものがある。個人コレクションは一筋縄ではいかない世界。公開されないグループの絵とは思いたくないが、回顧展にでてこいないので夢の傑作で終わりそうな気がしてきた。

横山操(1920~1973)の回顧展を首を長くして待っている(06/10/4)。この画家の作品は大作が多いから、東近美とか国立新美が企画してくれるのがベストだが、実現するだろうか?‘ふるさと’は真っ赤な夕陽と金色に染まった草花をみていると心がゆすぶられる。いつか本物の前に立ちたい。

04年ごろ?茨城県美であった安井曾太郎(1888~1955)の回顧展を見逃してしまった。当時、横浜に帰ってきたばかりでこの美術館が心理的に遠かったのである。安井と梅原は洋画家では別格の存在でずっと関心を寄せているので、今思うと残念なことをしたなと悔いている。

そのとき‘裏磐梯の初秋’が出品されたか知らないが、もしでていたら次回の展示は当分先になる。この絵は大原美にある‘外房風景’同様、傑作のかおりがする。遭遇するようにミューズに祈っておきたい。

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