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2011.05.26

個人コレクション 夢の傑作選!(4)

2713_2            菱田春草の‘月下の雁’(1907年)

2712_2              竹内栖鳳の‘おぼろ月’(1928年)

2715_2     前田青邨の‘竹取物語・昇天の場面’(1914年)

2714_2     速水御舟の‘常夏ノ花’(1933年)

MIHO MUSEUMで開催中の‘長沢芦雪展’(6/5まで)をみたので、次の期待は秋に千葉市美である‘酒井抱一展’。これが終わるとビッグネームの回顧展はちょっと一段落する。

来年以降どの画家の回顧展が行われるのだろうか?長谷川等伯(東博)が済み、伊藤若冲がMIHOと千葉市美で2回あり、蕪村も芦雪(ともにMIHO)もあった。明治以降に活躍した画家でいうと、昨年は上村松園(東近美)、田中一村(千葉市美)、小野竹喬(東近美)がすばらしかった。

大物画家をみわたしてみて残っているのは池大雅。もう何年も前から大きな回顧展を願っているがなかなか実現しない。大雅はやはり京博でやってもらいたい。準備が進行中?と思いたいが、果たして。また、京博には狩野永徳展が済んだので狩野山楽&山雪展も是非お願いしたい。

近代日本画家は来年誰だろう?大きな菱田春草展を待っているのだが、これは10年くらい前愛知県美であったから、まだ先にかもしれない。西洋絵画同様、日本画でも個人が所蔵する作品は回顧展でもない限り一生縁がない。だから、図版でながらく見続けている絵との対面を果たすためにも菱田春草(1874~1911)と竹内栖鳳(1864~
1942)の回顧展が待ち望まれる。

前田青邨(1885~1977)の‘竹取物語’は5年前岐阜県美であった回顧展に出品されなかったから、この先も縁がないかもしれない。これをみないと青邨の古典画は終わりにならない、気持ちだけは切らないようにしておきたい。これまでの経験からいうと、追っかける気持ちが萎えたら作品はすーっと消えていく。

2度回顧展を体験した速水御舟(1894~1935)はまだまだみたい絵がある。個人蔵で惹かれているのは‘常夏ノ花’と風景画の‘潮来所見’。のーんびり鑑賞の機会を待つつもり。長期戦はいつものこと。待てば海路の日和あり!

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