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2011.05.27

個人コレクション 夢の傑作選!(5)

2718_2        藤島武二の‘芳蕙’(1926年)

2719_2                上村松園の‘朝’(1942年)

2716_2     鏑木清方の‘若き人々’(1912年)

2717_2     安田靫彦の‘斎宮女御’(1950年)

近代の日本画家が描いた女性画は運良く巡りあった追っかけ作品や突如現れたサプライズの絵はすべて漏らさずとりあげてきた。追っかけが100%終わったわけではないが、狙っていた絵がほぼみれたので今は安堵感につつまれている。で、これからは遭遇するプラスαの名作を気軽に楽しんでいきたい。

日本画がこんな気持ちになってきたので、このところ心を占領しているのは藤島武二
(1867~1943)が描いた横顔の女性画‘芳蕙(ほうけい)’。でも、以前にもとりあげたこの絵(拙ブログ09/12/24)との距離はすごくあり、絵に近づいているという気がしない。

これは洋画家の回顧展が日本画家とくらべて開催されることが少ないことが影響している。5年くらい前、黒田清輝展があったので、藤島武二展もそろそろかなと期待しているが、そんな情報はどこからも入ってこない。来年あたり、待望の‘芳蕙’との遭遇が叶うようミューズに祈っておきたい。

昨年あった超一級の‘上村松園展’(10/9/8)に‘朝’が登場することを強く望んでいたが、ふたを開けてみると出品作に入ってなかった。長い間見たいという思いが募っていたので残念でならない。松園(1875~1949)の回顧展はこの先15年はないだろうから、夢の傑作のまま。

鏑木清方(1878~1972)の最高傑作‘築地明石町’(09/12/23)は個人蔵となっているが、行方がわからないという話だから99%諦めている。個人蔵でプラスαにしたいのは‘若き人々’。鎌倉の記念館ではこれまでいい絵をいくつもみせてもらったので、この絵も密に期待している。

安田靫彦(1884~1978)の‘斎宮女御’は古典画では松園の‘雪月花’と双璧をなす傑作。2年前茨城県美であった回顧展に展示されなかったから、みる機会は永遠に遠のいたかも。テーマ展かなにかでこの絵の美しい色彩や精緻な描写がみれると嬉しいのだが。やはり無理かな。

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