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2011.04.05

神奈川県立歴博の‘江戸時代の貨幣’展!

2543_3               ‘文政小判’(文政2年・1819年)

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神奈川県立歴史博物館では現在、コレクション展‘江戸時代の貨幣’(2/19~4/10)が行われている。ここは展覧会のスケジュールを定点チェックし、出動するのは年に1回か2回。良質の浮世絵展などがあるから館への好感度はいいほう。

今、江戸の文化に関心をもっておられる方は結構多い。NHKの‘ぶらタモリ’の視聴率はいいと聞く。そして、古地図を片手に浅草とか隅田川周辺を散策している人も増えているようだ。本屋にいくと情報満載の江戸本がかなりみられる。タモリではないが、いずれ隣の方を誘って江戸の町をぶらぶらしてみたいと思っており、そのレポートのタイトルはもう決めてある。

この貨幣のコレクション展へ出かけたのは江戸についての知識をふやすいい機会だから。金貨、銀貨、銭貨が一通り揃っている。目がいくのはやはり小判、‘慶長大判’から‘万延大判’まで表と裏がセットで並べてある。そして、会場に用意されている解説資料やパネル、説明プレートには下の図(拡大図で)に示されている三貨の貨幣単位の関係や小判の重さや金の含有量が書かれているので、貨幣の品位がどのように落ちていったかがよく理解できる。

画像は文政2年(1819年)にでた‘文政小判’。時の老中、水野忠成は逼迫する財政を立て直すため、貨幣改鋳を実行し、そのとき流通していた‘元文小判’(金の含有量
65.7%)を回収し、金の量をさらに少なくし56.4%の小判を発行した。この出目(貨幣改鋳によって生じた益金)に将軍家斉(いえなり)はニコニコ顔。

最近、‘お気に入り本’に載せている佐藤雅美著‘十五万両の代償 十一代将軍家斉の生涯’(講談社 07年)が文庫本になった。‘十五万両の代償’とは何か? 一般的な歴史書よりこの本を読んだほうがこのころの江戸の政治、社会、武家町民のくらしが200%わかる。興味のある方は是非!

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