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2011.04.18

震災復興の祈りをこめ海外から届けられる折鶴!

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2577_3     歌川広重の‘風流おさな遊び(女)’

2578_2        ‘折りもの(折り紙)’(部分)

2,3週間前、TVで東日本大震災からの復興を願い熱い支援メッセージを送ってくれる世界各国の人たちを沢山紹介していた。その多くは現地で日本語を学んでいる人たちとか以前日本に住んでいたことのある人たちだったが、心温まる言葉とともに色とりどりの紙で折鶴はつくってくれていた。

高校野球が行われる甲子園の外野の応援席で見るとき以外にあまり縁のない折鶴なのに、こういうビデオレターに折鶴が何度もでてくると、日本の折り紙は外国人の心を予想以上にとらえているのだな思う。一枚のただの四角い紙が形のある鶴や兜や飛行機に変わる折り紙、確かに紙のマジックともいえるたいした技であり、魅力に富んでいる。

09年秋、インドを旅行したとき参加者のなかにこの折り紙を行く先々で披露し現地人に喜ばれる年配の女性がいた。おもしろかったのはデリーの人気名所でのこと。明らかに上流階級の子供とわかる女子高校生たちがわれわれの横を一緒に進んでいたが、年配の方が折鶴を折ってあげると大喜び。すると、私も私もとリクエストがとまらなかった。

浮世絵のなかにもこの折り紙がでてくる。それは歌川広重(1797~1858)の‘風流おさな遊び’。これは天保の初め頃(1830~1834)に描かれたもので、‘男の遊び’と‘女の遊び’がある。‘折りもの’は‘女の遊び’の下段にでてくる。二人の子のまえにはカエルの折り紙があり、右の子は鶴を折っている。

この絵(拡大図で)をじつに楽しく、小さい頃の馴染みのあそびに頬がゆるむ。上段右から、歌かるた、あやとり、ままごと。中断がおいばね、きさごはじき、道中すごろく、手玉、手まり、ほたる狩り、そして下段はぼんぼん、折りもの、狐つり。

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