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2011.04.02

横浜美の‘プーシキン展’は開催中止!

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横浜美で4月から行われる予定だった‘プーシキン美展’が開催中心になった!東日本大震災の影響で開催が延期になった時点で中止になると思っていたが、現実に決まってしまうとかなり淋しい。

また、三井記念美のホノルル美蔵による‘北斎展’(4/16~6/19)も開催されなくなった。いずれも美術館が作品を貸し出してくれないからだ。美術館側が貸し出したくないのはやはり余震が怖いのだと思う。強い余震がまだ起きているから、彼らには今日本へ作品を送り出すことのリスクは相当大きく感じられるのだろう。

では、福島第一原発の事故も貸し出しNOの一因? お宝の絵画が放射線に当たるのは避けたい!?青空の下で展示されるのではなく、美術館の中で展示するのだから問題はないはずだが。ほかに何が考えられる?これもありかな?というのがひとつある。

横浜美はプーシキン展を開催する際、開幕に先立って内覧会およびレセプションを行う。そこには当然モスクワからプーシキンの館長あるいは副館長が出席し、一言挨拶する段取りになる。ここがくさい。プーシキンの人たちは日本で放射能を浴びたくないのだ!チェルノブイリ事故がトラウマになっているから、日本へ行くのがとても怖いのかもしれない。中止の本当の理由はこれ?

この展覧会では‘いつか行きたいプーシキン美’で紹介したルノワールの‘ジャンヌ・サマリーの胸像’(拙ブログ10/7/20)とアンリ・ルソーの‘詩人に霊感をあたえるミューズ’に会うのを楽しみにしていた。主催者は開催の可能性をさぐるといっているが、多分ダメだろう。となると、モスクワを再訪するしかない。

メトロポリタン美からは予定通り光琳の傑作が根津へやってくる。今秋、西洋美で公開されることになっているゴヤの‘着衣のマハ’(プラド美)も変更がないことをしっかり祈っておきたい。

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コメント

こんばんは。
プーシキン美術館展は、会期を変えて横浜で開催する可能性があるという話ですね。
そうなってほしいですね。
今日府中に行ってきたのですが、仙台などから作品を預かったその日に大震災が起こったと張り紙がしてありました。
仙台のものは狩野栄信ー後期展示と、東東洋ー前期展示ですね。
しばらく府中に落ち着くのでしょうね。

投稿: oki | 2011.04.02 22:03

to okiさん
プーシキン展の中止は本当に残念です。
近々府中へ出かける予定ですが、作品が仙台
から来てたのですか!

投稿: いづつや | 2011.04.03 10:40

いつも拝見させて頂いております。
愛知県立美術館でのプーシキン展もまだ開催されるかわからないのでしょうか?

投稿: 磯脇 | 2011.04.06 19:48

to 磯脇さん
はじめまして。書き込みありがとうございます。

プーシキン美展は横浜美のあと愛知県美に巡回
することは知りませんでした。横浜が消えてかな
り落ち込んでましたから、希望の光がみえた思い
です。

愛知県美での開催(7/8~9/14)が中止に
なるかどうかはまったく知りません。ですが、
巡回先の愛知県美との契約は別のものだとすると
、展覧会を中止する理由はないですよね。

私はプーシキンの人間が福島原発に近い横浜に
行きたくないのが中止の真の理由とにらんでいま
すから、愛知県なら全然問題ないはずです。
予定通り開催してくれると、名古屋で待望の傑作
がみられるのですが。

投稿: いづつや | 2011.04.06 23:08

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