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2011.03.19

癒しのアートにつつまれて! 棟方志功

2490_2          ‘弁財天妃の柵’(1974年 棟方板画美)

2487_2     ‘両妃飛天図’(1956年)

2488_2     ‘桃太郎図屏風’(1953年 棟方板画美)

2489_2       ‘みみずく図’(部分 制作年不詳)

東北・関東に大きな被害をもたらしたM9.0の巨大地震が起きて一週間がたちました。犠牲者の数の多さ、家が津波や地震で壊され、愛する家族や友人、知人を失なわれた多くの方々のことを思うと本当に心が痛みます。復興へむけての支援といってもできることといったら義援金くらいしかないのですが、横浜にいてこの地震を同時に体験しましたから、これから長い復興の道を歩まれる被災者の方に心を寄せて暮らしていこうと思っております。

拙ブログはアートの鑑賞記を中心に毎日更新しているのですが、地震に見舞われて今辛い思いをされている方々の気持ちがすこしでも和らぎ、心の平穏が保てることを願いまして新シリーズ‘癒しのアートにつつまれて’(不定期)をスタートさせることにしました。

現代にあっては芸術が宗教かもしれません。西洋画でも日本画でも、また彫刻でもアートには心を癒してくれるもの、そして静かに祈りたくなるようなものが沢山あります。そんな作品をできるだけ多く集めてみようと思います。一回目は東北が生んだ偉大な版画家、棟方志功。

棟方志功(1903~75)の作品は最近とんとご無沙汰している。これは3年前までは半年に一回のペースで出かけていた鎌倉の棟方板画美の作品をほとんど見終わったから。で、棟方の絵を見る機会は日本民藝館のみになった。作品をアップする回数はぐっとへっているが、画集は一定のサイクルで眺めている。今回、癒し系とか元気がでそうな絵を選んだ。

このシリーズを思いついたとき真っ先に頭に浮かんだのが‘弁財天の柵’(拙ブログ05/11/5)。豊満な女人像の大首絵はいくつもあるが、この絵が最も気に入っている。立姿の仏像画では青森の記念館にある絵(06/9/26)に癒される。躍動感のある姿に見蕩れるのが‘両妃飛天図’。鮮やかな黄色や緑の色使いが心をふわふわさせてくれる。

画面全部を使って描かれている桃太郎は目がきりりとして勇ましい。大きな目、ふっくらした頬、太い手足。幼稚園くらいの子供にこうした格好をさせお化粧をすると可愛いくなる。子供の笑顔は悲しいとき皆を和ませる。志功の生き物の絵には鷲や鯉などもあるが、可愛いのはみみずく。この枝に止まっているみみずくはそれぞれ目の描き方が異なり個性を持たせている。どのみみずくもすぐゆるキャラとしてでデビューできる。

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