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2011.02.03

目を楽しませてくれる印象派・アメリカ絵画!

2329_2     ホッパーの‘ホテルの一室’(1931年)

2327_2     ドガの‘帽子店にて’(1883年)

2330_4      ゴーギャンの‘マタ・ムア(むかしむかし)’(1892年)

2328_4      コンスタブルの‘水門を通過する舟’(1824年)

印象派やポスト印象派の作品は2階に展示してある。手元の画集などからピックアップした追っかけ画はマネ、ドガ、ロートレック、ゴーギャンなど5点。幸いなことに皆みることができた。目を楽しませてくれたのはこれだけではない。プラスαがぞくぞくでてきた。まったくすごいコレクションである。

最も驚いたのがアメリカ人画家の絵。ホッパー(3点)、オキーフ(4点)、サージェント(1点)、さらにハドソンリバー派のトマス・コール、エドウィン・チャーチ、アルバート・ビーアスタッドまであった。このなかでとくに魅せられたのがホッパー(1882~1967)の‘ホテルの一室’とサージェントの大きな女性の肖像画。残念でならないのがサージェントの絵、図録に載ってなく、絵葉書も用意されてないのでとりあげようがない。

‘ホテルの一室’は代表作の‘夜更かしをする人々’(拙ブログ08/4/8)同様、大都市における孤独感がひしひしと伝わってくる絵。この絵はどこかで見た覚えがあるなと思っていたが、帰ってチェックしたらシカゴ美であった‘ホッパー展’の図録に載っていた。でも、シカゴ会場では展示されてなかったからいいリカバリーになった。

同じことがいえるのがゴーギャン(1848~1903)の‘マタ・ムア’。この絵はロンドンのテート・モダンで開催された‘ゴーギャン展’(10/12/13)の図録にでているが、出品されるのはワシントン・ナショナル・ギャラリーのみ。リカバリーが二つもあったのだから運がいい。‘マタ・ムア’は鮮やかな赤や紫の色面と大きな木をはさんで手前の笛を吹く女と後ろの横向きの月の女神ヒナを対角線に配置する構図に魅せられる。ゴーギャンの絵はほかに4点あった。

ドガ(1834~1917)は3点、追っかけ画の‘帽子店にて’(10/8/27)と‘緑の踊り子’と‘ある風景の中の競馬’。ドガは昨年横浜美であった‘ドガ展’、ロンドンのコートールド美、そしてここと名画に恵まれている。また、必見リストに入れていたマネの‘乗馬服姿の女’にも足がとまった。

もう1点嬉しい絵があった。それはコンスタブル(1776~1837)が最も充実していた
1820年代の半ばに描かれた‘水門を通過する舟’。昨年11月、ロンドンの3つの美術館でコンスタブルの傑作をみたばかりだから、この絵に熱く反応した。

よくみると森美の開館記念展にやってきたロイヤル・アカデミー蔵のものとそっくり。別ヴァージョンがあったのか!という感じ。じつは森美に展示された絵をみてコンスタブルに開眼した。だから、この絵を感慨深く夢中になってみていた。

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