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2011.01.26

スペイン観光のハイライト グラナダのアルハンブラ宮殿!

2291_2      アルハンブラ宮殿

2292_2     アラヤネスの中庭

2293_2     ライオンの中庭の回廊

2294_2     ニ姉妹の間

グラナダにあるアルハンブラ宮殿を訪問するのは幸運にも3度目。前回(拙ブログ07/3/29)と違う画像がいいかなと思ったりするが、どうしても同じ場所に落ち着く。アドレナリンがドッとでてくるところはやはり決まっている。

この宮殿の一番の写真ポイントはコマレス宮の‘アラヤネスの中庭’。四角形の塔が池の水面に映し出されるので、これをバックにするとじつに絵になる写真が撮れる。水はイスラム建築では重要な要素だが、インドのアグラにあるタージ・マハルでも同様な水鏡の仕掛けがみられた。

隣のライオン宮もすばらしい空間なのだが、‘ライオンの中庭’は現在工事中。だから、真ん中に置かれた口から水をだす12頭のライオンは消えていた。07年のときもこの白大理石でつくられたライオンはいなかったが、工事はまだ続いているの!?

添乗員Aさんの話では工事は2年前に終了し、ライオンは定位置に戻ったようだが、どういうわけかまた工事がはじまったらしい。で、前のときはカルロス5世宮殿のなかに2頭展示してあったライオンは今は12頭全部、最初に入るメスアール宮の一室に展示してあった。ところが、写真撮影はフラッシュなしでもNG。えらく厳しい。なぜ? 隣の方は12頭が円形に並んでいたから、一応納得の表情。次は本来の姿で口から水を出してくれるかな。

ライオンの間の見所は142本の大理石柱によってつくられた回廊。柱と柱をつなぐ見事な透かし彫りを夢中になってみた。工事のために張られた柵が景観を妨げるのは本当に残念だが、最大のお楽しみである鍾乳石飾りがみられる‘アベンセラーヘスの間’と‘二姉妹の間’の美しさがそれをすぐ帳消しにしてくれる。時間があればいつまでもこの天井を見ていたくなる。イスラム建築のアラベスク模様や漆喰細工やタイルはほかの遺跡でもみられるが、こういう心を200%奪うような鍾乳石飾りはここしかない。

現地ガイドさんの案内は王の居城であった王宮からちょっと離れている夏の離宮ヘネラリフェ庭園まで続く。この庭園の写真ポイントは中央に掘割があり、掘りの両脇から噴出する水がアーチをえがく‘アセキアの中庭’。花が咲き乱れる春や夏のときのような感激は味わえないが、水の音が心を和ましてくれる。

今回おもしろい出来事にでくわした。ガイドさんの話は皆イヤホンマイクをつけて聴くというのである。われわれは料金を払う必要はないのだが、ガイドさんは入り口でクリーニングされたものを借りてきた。この宮殿が料金をとって旅行会社に貸し出しているのだろう。

別にイヤホンマイクがなくてもガイドさんの話は聴けるのに、ご親切にも耳から直接ガイドさんの声が聴こえるサービスを提供してくれる。日本の旅行会社がはじめたイヤホンガイド方式に便乗して商売をしようというのだから、恐れ入る。

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コメント

「アルハンブラ宮殿」といえばかのギター曲を思い浮かべます。
「イスラム建築の鐘乳石飾り」もちろん実際には眼にしたことはないのですが、想像もつきません。
「ニ姉妹の間」の天井どうなっているのでしょう。


白薩摩美しいです。先日の日曜美術館で観ました。
先代の壽官さんのお顔がまたいいです。

投稿: licoluise | 2011.01.27 16:50

to licoluiseさん
ライオンの間にある回廊や二つの部屋の天井
にみられる鍾乳石飾りにもう200%心を
奪われます。天井の装飾はつららが沢山垂れ
下がっているイメージです。これがえもいわ
れぬ美しさなんです。licoluiseさんもみら
れる機会があるといいですね。

沈壽官家の白薩摩、どれもすばらしいですね。
名古屋会場へ是非おでかけください。こういう
展覧会はもう二度とないのではないでしょうか。

投稿: いづつや | 2011.01.27 17:36

1枚目の写真の上の方の山々はシラネバダ山脈ですか。やはり 水 ですね。

投稿: Baroque | 2011.01.27 22:14

to Baroqueさん
そうなんですが、シエラネバダ山脈のまだ低い
ところです。1/27で使った写真はアルハン
ブラ宮殿をまた別の角度から撮ったものですが、
ここからは高い山脈がよくみえます。

投稿: いづつや | 2011.01.29 00:03

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