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2010.12.03

感動の‘モネ展’(グラン・パレ)! すばらしい花の絵

2147_2     ‘オランダのチューリップ畑’(オルセー美)

2148_2         ‘赤い菊’(個人)

2149_2         ‘花と果物のある静物’(ポール・ゲティ美)

2150_2         ‘ヴェトゥイユの画家の庭’(ワシントン・ナショナル・ギャラリー)

モネの回顧展を開催しているグラン・パレのHPをみると主要な展示作品はわかるのだが、現地で大きなサプライズを味わいたいのであえてチェックしなかった。だから、会場では‘ええー、これもでているの!’という嬉しい出会いがいくつもあった。日頃胸に刻んでいる追っかけ作品がひょいと目の前に現れてくれるときほど嬉しいことはない。

幸せの極みがオルセーが所蔵する‘オランダのチューリップ畑’(拙ブログ9/1)。オルセーはまだ2回しか体験してないので、見たい度の高いこの絵とは縁がなかった。静物画のコーナーにこれを見つけたときはテンションが一気に上がった。

風車の背景の青い空はモネの特徴がおもいっきりでているが、下半分に描かれた赤や黄色のチューリップはゴッホの絵をみている感じ。構成といい明るい色合いといい、気分がぐっと高揚する絵である。

モネの静物画でこれまでお目にかかったのはを2年前シカゴ美でみた‘リンゴとブドウのある静物’(08/4/3)のみ。これすら貴重な鑑賞体験だが、今回5点みることができた。このなかに‘モネにもこんないい静物画があっのか!’とびっくりさせられたのが3点あった。

そのひとつ‘赤い菊’に200%感動した。そして梅原龍三郎の赤い花の絵はもうみれないなと率直に思った。日をあびて赤い菊が輝いている。過去にこんな生命力にあふれる花をみたことがあっただろうか。立ち尽くしてみていた。

ロサンゼルスにあるポール・ゲティ美が所蔵する‘花と果物のある静物画’とここで遭遇するとは思ってもみなかった。‘いつか行きたい美術館’シリーズ(9/23)でこの絵を紹介したが、現地に行かずみれるとは。ミューズに感謝!

花瓶にさされた多くの花のなかで一際目立つのが中央の白い花。これは‘かささぎ’の雪や昨日とりあげた‘鉄道 アルジャントゥイユ’にみられる鉄橋の柱や汽車の煙の白と同様、純度が高く神々しいくらい輝いている。

野外にある草花や人物を描いた絵はいいのが4点あった。そのなかで印象深いのは再会した‘ヴェトゥイユの画家の庭’と‘ひなげし’(オルセー)。‘ヴェトゥイユ’は2年前みたときとても感激した。真ん中を子供と母親が歩いてくる構成がよく、まわりの背の高いひまわりが目を楽しませてくれる。

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