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2010.11.03

もっと見たい中国美術の名品! 工芸

2094_3       ‘三彩騎駱駝俑’(唐時代 8世紀 北京・故宮)

2093_2         ‘祖乙尊’(西周時代 紀元前11~10世紀 台北・故宮)

2092_2            ‘七宝耳つきの大瓶’(明時代15世紀 北京・故宮)

2091_3          ‘碧玉ごう魚花差し’(清時代 18世紀 台北・故宮)

日本で度々開催される中国美術展に期待するものは唐三彩と青銅器と玉彫刻の三つ。いずれも日本の美術館では見る機会が少なく、名品があるのはごく一部の美術館に限られているもの。で、中国美術展は本場のお宝をみる絶好のチャンス。

中国から毎回サプライズのものがどっさり出品されるわけでもないけれど、目を奪われる玉などに接することがあるからいつも期待してでかけている。これが日本から台北および北京の故宮に足を運んでの鑑賞となると、あまりの名品揃いに感激しっ放し状態になることは台北で体験済み。

まだ縁がない北京の故宮で見たい度の大きいものは唐三彩の駱駝。東博とか松岡美、永青文庫、静嘉堂で駱駝の俑をいろいろみてきたが、この西域人を乗せた駱駝に施されている緑、黄褐、白は特別鮮やかな感じがする。また、動きのあるポーズにも惹きつけられる。いつか対面したい。

青銅器は根津美にいいのがあるから中国展でもそうびっくりすることもなくなったが、西周時代前期につくられた青銅の尊(酒を盛る器)には感動させられそう。とても古い時代のものなのにコンディションはよさそうで、中国古代神話の怪獣を象ったとうてつ文は存在感がある。

七宝も玉彫刻同様、すごく関心がある。が、心を虜にするような超名品にまだ出くわしたことがないから、北京にある青が美しい大瓶への期待値は高い。はたして?

玉彫刻の傑作というと翡翠の‘翠玉白菜’(拙ブログ09/1/30)がつとに有名。この次に魅せられているのが‘碧玉ごう魚花差し’。この魚の垂直に立つフォルムも夢中にさせる。ごう魚は龍魚のことで魚が龍に変わるところを表現している。‘登龍門’は出世の象徴だから、この文様は人々から好まれた。

(ご案内)
左の欄の‘お気に入り本’を大幅に更新しました。いつも近くに置いておきたい36冊は再載してますが、100冊は新規に選んだものです。今回は浮世絵関連の本を多くし、佐藤雅美さんの江戸物小説もとりあげておきました。また、ここ数年熱心に読んでいる行動経済学の本(最後のところ)もセレクションしました。

数としては西洋美術の本が多くなってますが、美術・芸術論、お気に入り画家のモノグラフを中心に構成してます。ご関心のものがありましたら、参考にしていただきたいと思います。

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