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2010.11.01

もっと見たい中国美術の名品! 絵画

2086_2             郭熙の‘早春図’(北宋時代 1072年)

2087_2             范寛の‘谿山行旅図’(北宋時代 11世紀)

2088_2            梁楷の‘仙人図’(南宋時代 13世紀)

2089_2       蘇漢臣の‘秋庭戯嬰図’(部分 南宋時代 12世紀)

昨年のはじめ‘もう一度見たい台北故宮の名品!’(拙ブログ09/1/30)を書いたときは、08年に大改築した故宮博物院へ行こうという気分はかなりあったのだが、今は欧州旅行の優先順位を上げているためトーンダウン。でも、小松で発見された堆黒盆のお宝を目の当たりにすると、中国美術への関心がむくむくとわいてくる。

92年の故宮博訪問で強く印象に残っているのはやきものと玉の名品と珍玩。水墨画はみたことはみたが、惹きつけられて鑑賞したイメージが薄く、名画の価値がわかっていなかった。中国絵画に開眼したのは10年くらい前。東博の平常展で水墨山水画を鑑賞したり、根津美であった‘南宋絵画展’(04年)や‘明代絵画と雪舟展’(05年)を体験し、少しずつ目が慣れてきた。

日本の美術館には北宋時代(960~1127)に描かれた作品をみる機会はほとんどない。東博にあるのは南宋時代(1127~1279)以降のものがほとんどで、北宋の絵はあった?という感じ。大阪市立美に北宋の絵がいくつかあることは知ってはいるが、まだお目にかかってない。

故宮にある北宋の絵で最も有名なものは郭煕(かくき)の‘早春図’と范寛(はんかん)の‘谿山行旅図’。図版をみているだけでも岩山が垂直に切り立つすごい絵だなと感じられるのだから、本物の前では相当圧倒されそう。日本では味わうことのできない北宋の絵なのでじっくりみてみたい。

中国には南宋時代に活躍した牧谿の絵はあまりないが、馬遠や馬麟、夏珪、梁楷(りょうかい)の絵はちゃんと揃っている。これらはお馴染みさんだから、リラックスして楽しめるだろう。期待の絵は梁楷の‘仙人図’。にこっとした目がMOAにある‘寒山捨得図’(07/2/14)のそれにそっくり。

可愛い子供の絵‘秋庭戯嬰図’は‘週間 世界の美術館 国立故宮博物院’(講談社、09/12/3)に載っていた。同じくみたくてしょうがないのが美人群像画‘宮楽図’(唐時代 8~9世紀)。この絵は故宮の図録に載っているのに、みたことをすっかり忘れているのだからなんとも情けない。次回の訪問ではしっかり目に焼きつけるつもり。

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