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2010.08.27

もっと見たいドガの名画!

1888_2     ‘ニューオリンズの綿花商会’(ポー美)

1887_2     ‘帽子店にて’(マドリード、ティッセン=ボルネミッサ・コレクション)

1886_2      ‘カフェ・コンセール、レ・ザンドサドゥール’(リヨン美)

1889_2     ‘花束を持った踊り子’(ロード・アイランド・デザイン学校)

印象派イヤーの今年後半、注目の展覧会は横浜美で来月18日からはじまる‘ドガ展’(12/31まで)と国立新美の‘ゴッホ展’(10/1~12/20)。ゴッホ展へはもちろん出かけるが、鑑賞済みの作品が多いので、関心はドガ展のほうにある。

かつてビッグなセザンヌ展を開催した横浜美のことだから、ドガ(1834~1917)の回顧展もレベルの高いものを期待したくなる。オルセーからは45点、チラシに‘舞台の踊り子’(拙ブログ08/2/17)と‘バレエの授業’と‘浴盤’が載っているが、‘アイロンをかける女たち’とか‘アプサント’(08/12/28)などもやってくるのだろうか?まだみてないのが数点残っているので、これらが入っていることを祈っている。

オルセー以外の作品は国内外のコレクションから75点結集するというから気合が入っている。嬉しいのはそのなかに追っかけの‘ニューオリンズの綿花商会’があること。こういう画集に載っている有名な絵が含まれていると、ほかにも見たい度の強い絵がひょっとしてセレクトされているのかなと思ってしまう。

過度に想像をふくらましてもいけないのだが、今回はあえて館のHPにアクセスせず、作品に関する情報は入館するまでチラシだけにする作戦。サプライズを楽しみたいのである。‘ニューオリンズの綿花商会’がみれるので気分はすごくいいのだが、ここにピックアップした3点がオマケのサプライズになるかどうか。可能性は10%くらいか?

08年、アメリカの美術館でみたドガの絵で最も感動したのがシカゴ美蔵の‘婦人帽子店’(08/4/6)とメトロポリタンにある‘菊の花の女’(08/5/15)。バレエや競馬の絵より都市の日常生活のひとこまを描いた風俗人物画に惹かれており、この2点と‘アプサント’、‘アイロンをかける女たち’がMyベストドガ。だから、ルガノにある帽子店の絵にも興味深々。でも、スイスのルガノは遠いなぁー、

パリのナイトクラブの雰囲気を斬新な構図と鮮やかな色彩により見事に描いた‘カフェ・コンセール’も鑑賞欲を刺激する絵。ワシントンのコルコラン・ギャラリーにもこの絵同様フットライトを浴びて踊り子が浮かび上がる絵がある。どちらかがやってくる?人気の絵だからやはり無理かな。

画面構成に浮世絵を参考にしたとみられるのが‘花束を持った踊り子’。踊り子をみている女性が手にもつ扇子が異常に大きく描かれているのは広重の‘名所江戸百景’に影響を受けたからであろう。

今回のドガ展はオルセーから名画がごそっとやってくるから、今からワクワクしている。久しぶりに横浜美はすごいことになりそう。

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