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2010.08.18

2度目のドレスデン国立美術館の楽しみ!

1858_3       フェルメールの‘取り持ち女’

1859_3       ホルバインの‘モレットの肖像’

1857_3       ゴーギャンの‘タヒチの2人の女’

1856_4       クリムトの‘白樺林’

海外の美術館で作品を見終ったあとはミュージアムショップに寄り図録を買うのがいつもの流れ。そして、吟味して手に入れた図録は作品の印象が鮮明なうちにパラパラめくり、ちゃんとみたものをチェックする。が、そこに載っているのにみたという記憶がないのがいくつかでてくる。

これはそのとき展示されてなかったか、みたはずなのに関心が薄かったからすぐ記憶から消えたかいずれか。館内を忙しくまわっているため、時間が経つとどっちだったか曖昧になる。必見リストにあげている絵の場合は展示されてなかったと思っていいのだが、そうでない絵はみているのに記憶にとどまらなかったケースが7割くらいある感じ。

03年に訪問したドレスデン国立美で心がはやっていたのはフェルメールの絵2点。図録(英語版)の表紙に使われている‘窓辺で手紙を読む女’はご対面したのに、カラヴァッジョ風の風俗画‘取り持ち女’は残念なことにマドリードにあるプラド美に貸し出中。狙っていた絵がないと本当にガックリくる。

フェルメールは来年、全点鑑賞(残り5点)を達成する予定なのだが、リーチ一発といくかどうか。カラヴァッジョやラ・トゥール同様、フェルメールは人気が高いから行ったはいいが貸し出し中なんてことはありうる。でも、ミューズにいつも祈っているから大丈夫だろう。フェルメールの追っかけはこう思ってすごすのが一番。

ホルバインは当時気軽にみていた画家だから、男の肖像はみるにはみたが記憶にないのかもしれない。図版をみているだけでもNYのフリックコレクションにある‘トーマス・モア’(拙ブログ08/05/21)が思い出される。この絵にみられる衣装、男の顔や髭の写実性豊かな描写にも仰天しそう。

ツヴィンガー宮殿内にあるのはこの美術館の古典絵画だけで、ここから1kmのところに近代絵画館がある。ツアーで見学するのは古典絵画のみ。で、次回は一部の名所観光をパスして近代絵画館にも足を運び、もう何年もみたい気持ちを募らせているゴーギャンの‘タヒチの2人の女’とクリムトの魅力いっぱいの風景画‘白樺林’をみるつもり。

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コメント

私だけではなったのですね、「えつ!こんな絵あったかしら?」と最後の年表のところから展示室へ戻っていくことも。。。クリムトの「白樺林」初めて観ました。表面はざらざらした感じなのでしょうか?クリムトのキラキラがありません。いつごろの作品なのでしょうか?春草の落葉を思い起こしました。
ベックリンの‘波間の遊び’の波ですが、実際もあのような色なのでしょうか?なんだか水も冷たく怖い感じがやはりします。この絵の感じが、小さい子供のころに見た日本の神話の挿絵のようでもあって、その時の気持ちがそのまま残っているのかもしれません。

投稿: licoluise | 2010.08.18 22:03

to licoluiseさん
絵画鑑賞では目に強く焼きつく絵がある一方で、
どうも印象の薄い絵がでてきますね。覚えてな
い絵は描いた画家に開眼してないときが多い
です。この時間のズレがなんとも厄介です。

クリムトの絵が制作されたのは1902年で、
一連の草花や木の絵とか風景画の最初のころの
作品です。licoluiseさんも春草の‘落葉’を
連想されましたか。そうなんです、クリムト流
‘落葉’ヴァージョンとの対面を長いこと待っ
てます。

ベックリンの絵はおっしゃるように海水は冷た
そうですね。海洋画は好きなジャンルでして、
この海面のうねりをなんとかこの目でと思って
ます。

投稿: いづつや | 2010.08.18 23:24

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