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2010.08.19

散歩で街角ウォッチング! ムソルグスキーの組曲‘展覧会の絵’

1860

最近、散歩をしていると楽しいことに出くわす。いつものコースをいつものペースで進んでいると、大音量のクラシック音楽が聞こえてくるのである。どうも、左手にある小学校から聞こえてくる。

曲はムソルグスキーの組曲‘展覧会の絵’。よく耳に馴染んだ曲だから、いい気分になる。これまで3回聴く機会があった。演奏自体はなかなかいいので、プロの交響楽団に近いレベルのように思える。どこかの市民団体が小学校の講堂を借りて公演会のために練習をしているのかもしれない。

2日前は最も盛り上がる‘キエフの大門’だった。うだるような熱さのなか、切れのいいトランペットの音色や腹にずしんとくるチューバの高い音が耳にとびこんでくるととても元気になる。演奏している人たちも汗だくに違いないが、これは有難い。うるさいな!と感じる人もいるだろうが、クラシック好きには嬉しくなる出来事だった。

2週間前、NHK教育でショパン特集があり、ロシアのピアニスト、ボリス・ベレゾフスキー(1969~)が演奏する‘ピアノ協奏曲1番’を楽しんだ。このピアニストの演奏ははじめて。その余裕がありさっぱりした演奏スタイルに惹きこまれた。そして、姿勢のよさにも見蕩れる。いっぺんに好きになった。で、キーシンの‘ピアノ協奏曲2番’(拙ブログ8/4)とセットで聴いている。

ピアノ協奏曲とヴァイオリン協奏曲をくらべると、ヴァイオリン協奏曲を聴く回数のほうが多い。でも、今年はショパンの生誕200年だから、年末までショパンのピアノを中心にソロでも協奏曲でもピアノ尽くしになりそう。‘展覧会の絵’のオリジナルはご承知のようにピアノ独奏のための組曲。お気に入りは名手アシュケナージの演奏。

ラヴェル編曲のオーケストラ版は耳にたこができるくらい聴いたショルテイ指揮シカゴフィルとラトル指揮ベルリンフィル(08/1/3)のものが最高にいい。散歩をしていて野外演奏会の場にいるような気分にさせてくれた‘展覧会の絵’。音楽の神様が、美術ばかりに時間を割かないで、もっとクラシックを聴きなさい!といっているのかなと思った。

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コメント

娘が父親から一番はじめにもらったプレゼントは、展覧会の絵とモーツアルトのハープとフルートのコンツェルトのレコードでした。展覧会の絵は、ちょっと薄暗い展示室で一枚一枚絵を観ている情景が浮かぶのは私だけでしょうか?

投稿: licoluise | 2010.08.19 22:40

to licoluiseさん
展覧会の絵、モーツアルトのハープとフルート、
ともに大好きな曲です。

展覧会の絵はおもしろい発想ですね。
10枚の絵(10曲)の間を歩くようすをトランペ
ットが奏でるプロムナードで表現する。10曲
は多彩な曲なのでいろいろ想像がふくらみ楽しい
ですね。

投稿: いづつや | 2010.08.20 09:26

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受信: 2010.09.06 00:13

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