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2010.07.21

もっと見たいブリューゲルの名画!

1757     ‘悪女フリート’(アントワープ、マイヤー・ヴァン・デン・ベルフ美)

1756     ‘バベルの塔’(ロッテルダム、ボイスマン=ファン・ボニンヘン美)

1758     ‘鳥罠のある冬景色’(ブリュッセル、ベルギー王立美)

1759     ‘ベツレヘムの嬰児殺し’(ウィーン美術史美)

7/17(土)からはじまった‘ブリューゲル版画の世界’展(Bunkamura、8/29まで)は楽しみな展覧会。来週みにいくことにしている。今回はブリューゲル(1525~1569)が初期に描いた版画だが、日本でブリューゲルの作品を体験することはきわめて少ないから、とても嬉しい。

ブリューゲルが好きな方は大勢おられると思うが、本物は日本にいてはなかなか見れない。これまでやってきたのは確か‘干草の収穫’(プラハ国立美)、‘絞首台の上のかささぎ’、‘イカロスの墜落’(ベルギー王立美、拙ブログ05/4/27)の3点のみ。

ウィーンの美術史美を訪問すると、ブリューゲルへの思いの丈はかなり果たせる。美術の教科書に載っている‘バベルの塔’、‘雪中の狩人’、‘農民の婚宴’(09/6/11)とか‘農民の踊り’、‘子供の遊戯’などをみていると本当に楽しくなる。日本人は風景画が好きだから、ブリューゲルが俯瞰の視点で描いた自然の情景にはすっと入っていけるし、そこで暮らしている農民たちの日々の生活にも思いを馳せることができる。

ブリューゲルの絵にはこういう農村風景を描いたもののほかに、ボス風の怪奇的な絵がある。ベルギーの王立美で‘反逆天使の墜落’を体験したので次は‘悪女フリート’。中央にほかより一際大きく描かれた悪女フリート、左端で大きく口を開けている怪物は一体何者?見たい度は大きいのだが、これを所蔵するのはアントワープにある美術館だから、図版をみるだけで終わるかもしれない。でも、なんとかしたい。

ボイスマン=ファン・ボニンヘン美にあるもうひとつの‘バベルの塔’もいつかみたい。この美術館の作品は美術の本によく出てくる。ボスの絵も‘カナの婚宴’など3点あるし、ダリがダブルイメージのテクニックを駆使して描いた‘大パラノイア’も所蔵している。

5年前ベルギー王立美を訪問したとき、ブリューゲルは上述の2点と‘ベツレヘムの戸籍調査’をみたが、残念ながら‘鳥罠のある冬景色’は展示されてなかった。この美術館は一番のお目当てだったダリの‘聖アントニウスの誘惑’にも遭遇できなかったから、数年後に再チャレンジを計画中。

ウィーン美術史美のブリューゲルコレクション(12点)は部屋スペースの関係で常時全点でてない。で、‘ベツレヘムの嬰児殺し’と‘サウルの自殺’はまだ縁がない。次回これが展示されていればいいのだが。

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