ウィーンでクリムト三昧が叶うなら最高の気分!
‘水蛇Ⅰ’(ベルヴェデーレ宮)
ウィーンの美術館をまわるとき心をウキウキさせるのはやはりブリューゲルとクリムトの絵。美術史美にあるブリューゲル作品は残り2点だから余裕の裕ちゃんなのだが、クリムト(1862~1918)はまだ数点残っているからまたウィーンへ行かなくてはという思いが強い。
クリムトファンならまず‘接吻’(拙ブログ09/6/8)があるベルヴェデーレ宮へ出かける。が、一度に全部みるのは難しい。2回訪問したが、画集に載っている作品の一部は展示されてなかった。クリムトは人気が高いから海外の美術館への貸し出しが多いことと展示スペースの関係で作品を入れ替えているためだろう。
今から思うと03年のとき‘アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅱ’をベルヴェデーレ宮でみれなかったのが悔やまれる。4年前、この女性の肖像画2点はこの美術館の所有ではなくなり、現在は‘Ⅰ’(09/6/28)がNYのノイエ・ギャラリーに入り、‘Ⅱ’は個人が所有するところとなった。‘Ⅱ’を見る機会がやってくるだろうか?ミューズにお願いしているが、90%諦めている。
数でいうとベルヴェデーレキ宮が最も多く所蔵しているが、ほかにもレオポルト美とか応用美とかウィーンミュージアム(旧ウィーン市立歴史博物館、09/9/20)にもあるので、ウィーンヘ一回来ただけではみきれない。
未見のものでいつかこの目でと思い続けているのが黄金様式の‘水蛇Ⅰ’(ベルヴェデーレ宮)と応用美にあるストクレ邸の内部装飾のための下絵、‘期待’、‘生命の樹’、‘抱擁’、‘幾何学模様’。
お気に入りの風景画や花の絵はベルヴェデーレ宮蔵の‘けしの野’、‘ひまわりの園’、‘アッター湖畔のカンマー城Ⅲ’、そしてレオポルト美にある‘アッター湖のほとり’が次回の追っかけ作品。リーチ一発が叶うだろうか。
| 固定リンク
コメント