W杯 考えられない誤審とドイツのカウンター攻撃にびっくり!
にわかサッカーファンのW杯観戦記の第2弾です。おつきあい下さい。
昨夜の決勝トーナメント、ドイツーイングランド戦は大変おもしろかった。
素人ファンが得ている情報だとドイツのほうが強いという予想。過去3回の大会の記憶をたぐりよせても、ドイツは決勝Tの常連という印象が強い。記録によるとドイツは15回連続でベスト8に入っているとか。粘り強い戦いはサッカーファンの間では常識なのだろう。
前半の2点は決めるところはきっちり決めるドイツサッカーの真髄をみた感じ。これで、もうイングランドは勝てないだろうなと思っていたら、イングランドも流石、実力チーム。アップソンがすばらしいヘディングを決めて1点返した。ビデオをみると前もって早くジャンプしており、理想的なヘディングだった。
これで勢いがでたイングランドはそのすぐあとランパードが放ったシュートが決まり、同点に追いついた!ところが、得点が認められない。TVではすぐビデオ映像が再生される。ボールはクロスバーに当たって真下に落ちており、明らかにゴールラインを割っている。これは大誤審!なんてことをしてくれるのだ。
W杯でこんな誤審がまかり通り、プレーは中断せず、どんどん続けられる。野球好きにはこれが理解できない。これでイングランドは同点に追いついたのだから、その後の試合展開はどうなかったかわからない。勝ちだってあったかも。この誤審をしたウルグアイの副審の責任はどうなるの?国際試合には一定期間出場停止になるのだろうか?これくらいの処分がされなければおかしい。シュートが決まったかそうでなかったかは最も大事なことなのに、副審はどこをみていたのかといいたくなる。
こういうとき選手が文句をいいすぎると多分すぐイエローカードを出されるのだろう。これでは選手はたまらないし、全霊をこめて応援しているイギリス国民が可哀相というもの。FIFAは今年3月にゴールを判定する電子システムの導入を見送る決定をしたという。この組織はビッグになりすぎて相当硬直化している。
W杯という大舞台でこんな馬鹿げた誤審があるなんて興ざめもいいところ。トップレベルのレフリーを召集しているのはわかっているが、そのレフリーが大事な試合でこんなミスをするようでは話にならない。大リーグだってホームランの判定に限ってビデオを使うことにしているのだから、FIFAも電子システムを導入すればいいのである。何かデメリットある?
後半ドイツがみせた2度のカウンター攻撃はすごかった。若い二人のコンビはスピードがあり、シュートも強烈。誤審は余計だったが、ドイツ4本、イングランド1本(?)2本のシュートには大満足。こういう高い技から生み出される得点シーンをみると本当に興奮する。明日の日本ーパラグアイ戦だけでなく、注目の試合は全部みようという気になっている。
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