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2010.06.27

ポーラ美蔵のアール・ヌーヴォーガラス工芸は一級品揃い!

1684_2        ガレの‘ケシ文花器’

1683_2        ガレの‘草花文耳付花器’

1686_3               ドーム兄弟の‘ダチュラ文花器’

1685_2   ルイス・C・ティファニーの‘花形花器’

ポーラ美ではじめて開催された日本画展を存分に楽しんだあとは、一階下の展示室に飾ってあるアール・ヌーヴォーのガラス工芸を楽しんだ。4,5年前一度ここへ来たときは、この部屋に入ったかどうか記憶はあやふや。で、高い料金(1800円)を払ったのだから、じっくりみた。

作家はエミール・ガレ(1846~1904)、ドーム兄弟(兄1853~1909、弟1864~
1930)、ルイズ・C・ティファニー(1848~1933)の3人。ガラス工芸だけの図録には
158点載っているから、コレクションの総数としてはプラスアαを加えて200点くらい?しかもその質はかなり高い。一級のコレクションといっていい。

部屋は全部を展示するほど広くはなく、ガレは25点(図録には89点)、ドーム兄弟25点(71点)、テイファニーが10点(10点)。企画展が変わる度に作品をローテーションしているのだろう。ドーム兄弟、ティファニーははじめてお目にかかったが、ガレは05年江戸東博であった‘ガレ展’(拙ブログ05/1/30)で見た覚えがある。

Myカラーが緑&黄色なので、この透き通る明るい緑の‘ケシ文花器’(1900)はすぐ思い出した。もうひとつ目に焼きついているのが花器のふくよかな丸みと器面に描かれた蝶に惹きつけられる‘草花文耳付花器’(1895)。下のほうにいる蛙のモティーフは北斎漫画からとられている。

ドーム兄弟への思い入れはガレと同じくらい強い。北澤美だけでなくここにもこんなにすばらしい花器があったのか!という感じ。心に響いた形状は‘ダチュラ文花器’
(1900)。黄色と青の透明地に3つのダチュラ(朝鮮朝顔)が美しく浮かび上がっている。高さ63cmの‘薔薇文花器’に遭遇したのも大きな収穫。今回は風景画や花鳥画をみているような気分にさせてくれるものは登場してなかったから、もう一回来ざるを得なくなった。

ティファニーの‘花形花器’をみるのは7年前に訪問したティファニー庭園美(松江市)以来。左の高脚杯の洒落たフリル状の造形にとても魅せられる。また、蓮の花をイメージさせる花器にも足がとまった。図録に載っているテーブルランプ2点は次回の楽しみ。

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