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2010.06.04

久しぶりのフォロ・ロマーノ、コロッセオ見学!

1610_2      フォロ・ロマーノ・セヴェルス凱旋門

1609_2            元老院

1611_2                   コロッセオ

1612_2     コンスタンティヌスの凱旋門

カンピドーリオ広場の正面奥にある市庁舎の横をぬけていくとフォロ・ロマーノ全体が見渡せるところへでる。ローマ帝国の政治、経済、文化の中心であったフォロ・ロマーノは99年のとき中に入りゆっくりみたので、今回はここからしばらく眺めていた。

すぐ前にみえる威風堂々としたセヴェルス凱旋門(203年)のレリーフには軍隊が行進する場面などが描かれている。コロンナ広場とかローマ国立博でみた古代ローマ時代のレリーフにすっかり嵌っているので、双眼鏡をとりだし隅から隅までしっかりみた。

前回の記憶が一番残っているのが凱旋門の左手にある元老院。中に入ってみて意外だったのが部屋の狭さ。ここは議員たちが白熱した議論を交わしたところだから、もっと広い議場をイメージしていた。元老院同様、ブルータスに暗殺されたカエサルが荼毘にふされた場所もよく覚えているが、ここからは離れすぎているので見えない。

コロッセオは近づけば近づくほどその大きさに圧倒される。人気の観光名所だから、入り口には大勢の人が並んでいる。今回は中に入らずぐるっと一周した。歩いていると自然に映画‘グラデイエーター’の剣闘士の壮絶な戦いの場面が目の前に浮かんでくる。

80年頃に完成したこの円形闘技場で行なわれた過激な殺戮ショーは2本立て。まずは猛獣と人間の戦い。ライオンをやっつけるのは簡単なことではない。何人もかかってやっと横にごろんとさせたことは容易に想像できる。これで観客の気分が相当ハイになったあと、お待ちかねの剣闘士の真剣勝負。一対一の一組だと席の位置によって戦いがよくみえないことがあるので、アリーナでは複数の対戦が繰り広げられた。

われわれは映画だからまあ楽しんでみているのに、当時のローマ人にはこの殺戮エンターテイメントを生でみるのが最高の娯楽だった。食料の心配もなく平和ボケすると、刺激をこういう過激なショーに求めるようになるのだろう。戦いに勝った剣闘士は褒美をうけとり、7万の大観衆の喝采をあびて退場する。

コロッセオを横に見ながら元のところへ戻る途中に大きなコンスタンティヌスの凱旋門がみえてくる。これも立派は凱旋門で、キリスト教を公認したコンスタンティヌス帝
(在位310~337年)が315年に建造した。戦闘シーンが描かれたレリーフをまた夢中になってみた。

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