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2010.06.16

散歩で街角ウォッチング! 紫陽花の青が目に沁みる

1654_2          山口蓬春の‘榻上の花’

日本列島は全国的に入梅したから、しばらくは散歩も休みの日が多くなる。家のまわりには紫陽花が結構あるが、雨にぬれるとその青や紫の花が一層目に沁みる。散歩に限らず歩いているとき、すれ違う人の顔をみるのが好きで、顔の特徴は無制限に頭のなかにインプットされている。一方、花などは女性とは違ってそれほど熱心には見ない。だが、紫陽花は例外で心が寄っていく。

これは紫陽花が梅雨のシーズンに咲くため、水分をたっぷりふくみ花が瑞々しくみえるからかもしれない。日本画で紫陽花の絵というとすぐ思い出すのが山口蓬春(1893~1971)。とても気に入っている絵が葉山の蓬春記念館(拙ブログ06/6/22)、山種美(09/6/24)、東近美(上の絵)にある。

‘榻上の花’(1949)の榻(とう)は腰掛のこと。濁りのない鮮やかな青、紫の紫陽花はとても爽やかでそのモダンな画面構成はマティスの絵をみているよう。近代日本画家のなかで、速水御舟、小林古径もいい静物画を描いているが、紫陽花は蓬春が最も上手いかもしれない。

散歩をしていると、いろんな人にでくわす。どうでもいいことを少し。5年近く散歩をしているから、前はこんな光景はあまり見なかったなということも多い。缶ビールあるいは発泡酒を歩きながら飲む中高年が多くなったことを以前書いたが、この傾向は変わらない。気温が上がってきたから少しずつ見かけるようになった。梅雨が明け夏本番になると、その数はぐっと増えるに違いない。

最近、物を食べながら歩く女子中学生が目立つ。昨年と比べるとだいぶ多い。ある子は長いフランスパンをもぐもぐ食べながら歩いていた!よほど腹が空いてたのだろう。また、お菓子を楽しそうに食べている二人連れにもよく会う。

5月に訪れたローマでは、昼時歩きながらピザを食べる大人たちや子どもたちをよく見かけた。だから、日本でこういう光景をみても驚くことはない。おもしろいのが男の子はそうでもないこと。どうみても女の子のほうが多い。これはなぜ?単にサンプルが少ないからそうみえるだけで彼らも口を動かしている?

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コメント

いづつやさん
山口蓬春のこの絵は私も好きです。
切手にもなっていますね。

言われてみると確かにマティスの画面構成に似ていますね。椅子、水差し、そして窓辺が日常的で親しみを感じます。

雨が一番似合う花。人一倍雨を喜んでいるのは紫陽花かもしれませんね。私も散歩を楽しみたいと思います。
Joyce

投稿: Joyce | 2010.06.17 08:09

to Joyceさん
梅雨どきは紫陽花をじっとみてしまいます。
山口蓬春の紫陽花はどれもいいですね。
東近美は最近足が遠のいているのですが、
久しぶりにこの絵をみたくなりました。

投稿: いづつや | 2010.06.17 23:38

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