« カラヴァッジョの聖地 サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会! | トップページ | ローマで出会えるカラヴァッジョ! »

2010.05.17

大ホームランの‘伊藤若冲 アナザーワールド’!

1531    ‘蔬菜図押絵貼屏風’

1532    ‘野晒図’(大阪、西福寺)

1533    ‘仙人掌群鶏図’(西福寺)

静岡県美で昨日まで開催されていた‘伊藤若冲 アナザーワールド’(4/10~5/16)を15日(土)にみてきた。この若冲展は5/22から場所を千葉市美に移してまた行われるので、今回は目慣らしと静岡にしかでない絵の鑑賞を兼ねてクルマを走らせた。自宅から2時間弱で美術館へ到着するから気分的には楽なドライブ。

まず、見逃したくなかった静岡だけにでる絵は次の4点。
★‘山水図’(大阪、西福寺)
★‘野晒図’(西福寺)
★‘仙人掌群鶏図’(重文、西福寺)
★‘菜蟲譜’(重文、佐野市立吉澤記念美、拙ブログ06/4/7

ちなみに、千葉だけにでるのは、
★‘蓮池図’(重文、西福寺)
★‘花鳥版画’(平木浮世絵財団、09/10/6
★‘樹下雄鶏図’(イセ文化基金)
★‘葡萄に小禽・枯木に鳥図’(個人蔵)

若冲の絵は全部で135点ある。このうち昨年信楽のMIHO MUSEUMであった‘若冲ワンダーランド’にも出品されたのは49点。だから、ワンダーランドを体験された方のプラスαは86点。若冲ファンにとって、これは大きな楽しみだろう。今回みたのは後期だからその数は半分くらいだが、千葉で前・後期2回通へば全部みられる。

MIHOで2回もふられた‘蔬菜図’をやっとみることができた。茄子、南瓜などが画面いっぱいに大きく描かれている。みてて楽しくなる。これの色つきヴァージョンが‘菜蟲譜’の最後のところにでてくる。今回の‘アナザーワールド’は‘蔬菜図’のリカバリーが一番の狙いだったから、今は大仕事をしたような気分。

西福寺にある4点は年に一度11/3に公開されることになっているが、大阪に出向かずに髑髏の絵‘野晒図’がみれたのは幸運だった。なんだか出光にある仙厓の髑髏の絵をみているよう。モノクロでは千葉に‘蓮池図’が登場する。対面が待ち遠しい。

色が鮮やかな‘仙人掌群鶏図’は2年前、東博であった‘対決 巨匠たちの日本美術’に展示された。いつもじっとみてしまうのが右隻の左端にいるゴールドの豪華な毛をした正面向きの鶏と左隻の足を大きく広げて立つ雄鶏。この雄鶏の堂々とした姿にとても魅せられる。

いい絵がほかにも沢山あるので、それらは千葉市美でまたはじまったら書き加えたい。

|

« カラヴァッジョの聖地 サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会! | トップページ | ローマで出会えるカラヴァッジョ! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65878/48387460

この記事へのトラックバック一覧です: 大ホームランの‘伊藤若冲 アナザーワールド’!:

« カラヴァッジョの聖地 サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会! | トップページ | ローマで出会えるカラヴァッジョ! »