« 心に沁みる小野竹喬ワールド! | トップページ | ビバ!イタリア  国立近美(2) カノーヴァの大彫刻に釘付け! »

2010.03.08

ビバ!イタリア  国立近美(1) バッラと再会!

1333_3   バッラの‘争いの内側’

1334_2        ボッチョーニの‘フェルッチオ・ブソーニの肖像’

1332_3   ヴィルトの‘指揮者トスカニーニの肖像’

1335_2          モディリアーニの‘アンナ・ズボロフスカ’

ボルゲーゼ公園のなかにある国立近代美術館は二度目の訪問。4年前は改築工事のため一部が閉鎖されていたので、そのときみれなかった作品に期待して入館した。

一番の楽しみは未来派、とくにバッラ(1871~1958)の絵。その数は突出して多く、前回見た絵(拙ブログ06/5/27)や‘争いの内側’など13点。そのなかには初期の点描風の風景画や女性を描いたものが3点あるが、残りは目の覚めるような青や赤、白で切れのいいフォルムを構成する躍動感あふれる絵。これぞ、未来派!浮き浮きしながらみた。

ボッチョーニ(1882~1916)は彫刻1点と絵画が4点。とても惹きつけられるのがセザンヌの画風を思わせる‘フェルッチオ・ブソーニの肖像’。肖像画は目が命だが、横向きでこちらをじっとみつめるブソーニはすごく精神のどっしりした大きな人物に思えてならない。

バッラ同様作品の数が多いのがデ・キリコ、自画像3点を含め全部で11点ある。また、デュシャンもお馴染みの便器や自転車の車輪などを11点揃えている。今回再会を楽しみにしていたクリムトの‘女の生の三段階’は姿が見えず?ええー、という感じだが、貸し出し中だった。残念!

ここは近現代イタリア彫刻の宝庫。前回とても気になったのがアドルフォ・ヴィルト
(1882~1931)。3点とも顔にインパクトがあり、ヴェネツィアのカーニバルで人々がつけている仮面を連想する。上半身の指揮者トスカニーニの像もそうだが、顔しかないマゾリーニは仮面そのもの。

また、角々した顔が特徴のメリの作品やマルティニの‘アテナ’、ジャコメッティの極細の人物像にも足がとまる。沢山あるはずのルーチョ・フォンタナがなぜか1点も展示されてなかった。特別展をやっていたので休憩中?

モディリアーニ(1884~1920)の‘アンナ・ズボロフスカ’はTASCHEN本に載っている有名な絵なのに、前回どういうわけか記憶がない。たぶん貸し出し中だったのだろう。とてもいい絵。アンナの瞳は黒いので親近感がわき、つい声をかけたくなる。これは大きな収穫。

|

« 心に沁みる小野竹喬ワールド! | トップページ | ビバ!イタリア  国立近美(2) カノーヴァの大彫刻に釘付け! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ビバ!イタリア  国立近美(1) バッラと再会!:

« 心に沁みる小野竹喬ワールド! | トップページ | ビバ!イタリア  国立近美(2) カノーヴァの大彫刻に釘付け! »