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2010.02.22

ビバ!イタリア  美術館感覚のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会!

1274_2    サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

1271_2           マザッチオの‘三位一体’

1272_2                     ジョットの‘キリスト磔刑’

1273_2   ギルランダイオの‘洗礼者ヨハネの誕生’

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の前に立つとどうしてもこれをバックに写真を撮りたくなる。1983年はじめてフィレンツェを訪れたときのアルバムをみてもここはしっかり入っている。

でも、教会の中にあるマザッチオ(1401~1428)が描いた有名な‘三位一体’をしかと見たという記憶がない。ひょっとして時間の関係で白と緑とピンクの大理石が使われた外観をみただけかもしれない。

で、仕切り直しのつもりで教会の中に入った。お目当ての‘三位一体’は遠近法の効果を実感するにはもってこいの絵。トンネル形天井はまさに窪み、後ろに後退しているようにみえ、その中に磔刑像が収まっている感じ。

絵画は三次元の空間や立体が二次元の平面に描かれているのだから、画面はもともと空間のイリュージョン。これもだまし絵といえばだまし絵。昨年Bunkamuraであった‘だまし絵展’の別会場展示に居合わせたような気になった。

ジョット(1267~1337)の‘キリスト磔刑’は身廊の中央あたりに天井から吊り下げられている。12年の歳月をかけて修復され、01年4月この教会へ戻った。大勢の信者や市長らが集まり、これが披露される様子をTVのニュースでみたときは、‘えらく大きな磔刑図だな!’という印象だった。実際、その通りでビッグサイズ。またキリストのわき腹から吹き出る血の赤が鮮烈!

ここで期待していた絵はもう二つあった。ひとつは大礼拝堂に描かれているギルランダイオ(1449~1494)のフレスコ画。左右の壁に聖母マリア伝と洗礼者ヨハネ伝の連作6点が3段にして飾ってある。

そのなかで最も惹かれたのが‘洗礼者ヨハネの誕生’。右にいる女性たちの衣裳の明るい色合いにうっとり!この絵にはボッティチェリの絵をみるときと同じような楽しさがある。右端の頭の上に果物の入った皿を載せた女性の動感描写に限りなく魅せられる。

ウッチェロの‘大洪水’をみたかったのだが、緑の回廊がクローズで夢は叶えられなかった。これは再度フィレンツェを訪問するインセンティブとしてとっておくことにした。

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