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2010.02.13

ビバ!イタリア  ラベンナのモザイク装飾に大感激!

1225   サン・ヴィターレ教会

1226   モザイク画‘ユスティニアヌス帝と随臣たち’

1227   モザイク画‘皇妃テオドラと随臣、待女たち’

1228         ダンテの墓

6世紀ごろビザンチン文化の中心地として栄えたラベンナは初期キリスト教の教会の円蓋や壁面に施されたモザイク装飾でつとに有名。このツアーを申し込んだ一番の決め手はここがコースに入っていたから。今は長年の夢が叶い、その余韻に浸っている。

現地のガイドさんは親日家のシニアレディ。雅子という日本の名前までつけているのだから、好感がもてる。説明はもちろん日本語。すこし言葉につまるところがあるが、それはご愛嬌。目を楽しませてくれるモザイクが見られるのはサン・ヴィターレ教会(548年)とその奥にある5世紀中ごろ建てられたガッラ・プラチディア廟。

外観はいたって質素なサンタ・ヴィターレ教会は現在、上の部分を修復中。中に入るとその地味なイメージが一変する。息を呑むほどきらびやかなモザイクがびっしり。その鮮やかな金や青、赤、緑の色ガラスに頭がクラクラするのが主祭壇左手の壁面上部を飾る‘ユスティニアヌス帝’とその向かい側の‘皇妃テオドラ’。

モザイク画に描かれる人物は男でも女でも目が大きく、鼻やまつげもくっきり描かれ、真正面向きに立っているのが特徴。視線が向かうのは皇帝よりはどうしても皇妃のほう。女性たちは一見すると皆同じような顔立ちで差はそれほどないようにみえるが、たんねんにみるとそうでもない。

モザイク職人はそのへんはよくわきまえている。テオドラの美貌にかなう待女は妃の隣の隣だけであとは平凡に描かれている。妃の美しさを一層際立たせているのは真珠をちりばめた冠と金の刺繍がいっぱいの衣裳。こんなすばらしいモザイク画を見れたことが嬉しくてたまらない。

添乗員のTさんによると、‘世界三大モザイク’はこことシチリア島のパレルモにあるパラティーナ礼拝堂、トルコ・イスタンブールのアヤソフィアだそうだ。アヤソフィアにも縁があったから、パレルモも是非みてみたい。次のイタリア旅行はシチリアを含む南部イタリアになりそう。

町の名所散策は寒かったので体が軽やかに動かなかったが、ダンテ(1265~
1321)の墓を訪れたときは気持ちがしゃんとした。ダンテが1317年フィレンツェを追われてラベンナにやってきたことは歴史好きとしては一応知っている。今こうしてこの町に足跡を残してみると、ダンテに半分くらい近づけたようで感慨深い。叙事詩‘神曲’が完成したのは死ぬ直前。墓の前に立つと、この詩をまた読んでみたくなった。

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コメント

ラベンナ ですか・・・・。

テレビで、行ったことあります。
(NHKのコンスタンチノープルの特集番組で
とてもよくもとまってました。)

投稿: Baroque | 2010.02.14 14:06

to Baroqueさん
ラベンナのモザイクをずっと追っかけてました。
次はパドヴァのジョットの壁画があるスクロ
ヴェーニ教会です。これがみれたらイタリア
美術は一段落しようと思ってます。

投稿: いづつや | 2010.02.15 00:04

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