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2010.02.17

ビバ!イタリア  念願のドナテッロの‘ダヴィデ’と対面!

1247_4           ドナテッロの‘ダヴィデ’

1249_2    ドナテッロの‘聖ゲオルギウス’

1250_4         ミケランジェロの‘バッカス’

1248_2    ミケランジェロの‘ピッティの聖母’

4年ぶりのフィレンツェは午前中の名所観光をパスして、一日中美術館や教会めぐりをした。訪問したのは7箇所。まず向かったのがシニョーリ広場のすぐ近くにあるバルジェッロ国立博物館。フィレンツェはこれまで3度来ているが、ここは縁がなかった。一番のお目当てはドナテッロ(1386~1466)がつくったブロンズ彫刻‘ダヴィデ’。

ドナテッロの彫刻が飾ってあるのは2階。全部で10点くらいある。そのなかで美少年‘ダヴィデ’は一際輝いている。左手を腰にあて右手には剣をもち、やっつけたゴリアテの首を足で踏んづけている。右足に体重をかけS字カーブを描く姿勢、いわゆるコントラポストはどこからながめても美しい。ここにはヴェロッキオ作の同じ美少年タイプのダヴィデがあるので、較べてみようと思ったが、こちらは展示室が修復中で中に入れなかった。

オルサンミケーレ教会の外壁に飾られていた‘聖ゲオルギウス’も傑作。これは大理石の彫像。足を少し広げて立つゲオルギウスの端正な顔には静かな闘志が秘められている。もう一点、髪の毛がやわらかくカールしているところや身につけている毛衣のしわのリアルな描写が目に焼きつく‘少年の洗礼者ヨハネ’にも魅了された。

1階の展示室ではミケランジェロやチェッリーニ、ジャンポローニャの作品が目を楽しませてくれる。ミケランジェロ(1475~1564)は4点ある。追っかけリストに入れていたのは‘バッカス’と‘ピッティの聖母’。‘バッカス’は美術本のイメージよりだいぶ大きい。台座を含めて2mちょっとあるから見上げる感じ。

彫刻が楽しいのは作品をいろんな角度から鑑賞できるから。これはバッカスの正面に立つと後ろで葡萄をこっそり盗んでいる小さなサテュロスはみえない。横にまわるとサテュロスの笑っているように見える顔にぐっと惹きつけられる。ギリシャ神話は絵画でも数多く取り上げられるが、彫刻は登場人物を立体的にみせてくれるので、絵画以上に話が体の中に沁み込む。

期待していたベルニーニの女性彫像‘コスタンツァ・ボナレッリ’に会えなったのは残念だが、心を打つ‘ピッティの聖母’に遭遇したし、リストに入ってなかったジャンポローニャの‘メルクリウス’が目の前に現れてくれ嬉しいオマケもあったから気分は上々。トータル的にいうと、重点鑑賞にしていたドナテッロ彫刻が沢山みれたことがなによりの収穫だった。フレンツェ美術めぐりの出足は好調!

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