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2010.01.01

謹賀新年 10年前半展覧会プレビュー!

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今年も拙ブログをよろしくお願いいたします。恒例となった前半に開催される展覧会のプレビューを現時点で入手した情報をもとに整理してみました。

ここ数年、出かける企画展は美術館のブランド力と展示内容の両面から精選しているので、回数は多くなく、出動のペースは月2回くらい。皆様と感動を共有できる名品とできるだけ多く遭遇することを心から願ってます。

★西洋美術
1/5~1/19   絹谷幸二展          東芸大美
1/16~4/4   ボルゲーゼ美展        東京都美
1/20~4/5   ルノワール展          国立新美
1/26~3/28  マリー・ローランサン展    川村記念美
3/6~5/9    レンピッカ展          Bunkamura
3/20~6/13  ポンペイ展           横浜美
4/6~7/25   マネとモダン・パリ      三菱一号館美

4/8~5/16   ピカソと20世紀美の巨匠  横浜そごう
4/17~6/20  ボストン美展 ゴッホ晩年  森アーツセンターギャラリー
4/24~6/20  ロトチェンコ+ステパーノフ展 東京都庭園美
4/28~6/21  ルーシー・リー展       国立新美
5/18~7/11  ストラスブール美展      Bunkamura
5/26~8/16  オルセー美展 ポスト印象派   国立新美
6/26~9/5   ハンス・コパー展       汐留ミュージアム

★日本美術
1/3~2/24   開館30周年記念展     太田記念美
1/3~2/28   江戸の英雄          UKIYO-e TOKYO
1/9~2/29   陶磁器ふたつの愉楽     根津美
1/20~2/1   竹久夢二展         日本橋三越
2/2~4/11   チンギス・ハーン展      江戸東博
2/6~3/28   大観と栖鳳展         山種美
2/6~3/22   茶道具名品展        静嘉堂文庫
2/11~3/22  川喜田半泥子展       横浜そごう
2/23~3/22  長谷川等伯展         東博
2/27~3/28  ボローニャ秘蔵浮世絵名品展 板橋区美
3/2~4/11   小野竹喬展          東近美

3/13~4/18  胸中の山水・魂の書     根津美
3/13~4/18  安田靫彦展          ニューオータニ美
3/20~5/9   国芳展             府中市美
4/1~6/27   朝鮮陶磁展          日本民藝館
4/3~6/10   大遣唐使展          奈良博
4/3~5/23   奥村土牛展          山種美
4/20~6/6   細川家の至宝 永青文庫展 東博         
4/24~5/23  国宝燕子花図屏風      根津美 
5/22~6/27  若冲アナザーワールド    千葉市美
6/5~7/4    能面の心・装束の華     根津美
6/12~7/25  国立能楽堂コレクション展    サントリー美

(注目の展覧会)
・西洋絵画で一番の楽しみは‘ルノワール’と‘マネとモダン・パリ’。どちらも追っかけ作品が登場するのでワクワク気分で開幕を待っている。

・‘オルセー美展’のチラシにはすごい絵が並んでいる。アンリ・ルソーの‘蛇使いの女’、セザンヌの‘水浴の男たち’、ゴーギャンの‘タヒチの女たち’ 、ゴッホの‘自画像’。日本にいてこんな名画がみれるのだからたまらない。

・日本美術で期待値が高いのが‘長谷川等伯展’。この回顧展を長年待っていた。多くの日本美術ファンが同じ気持ちではないだろうか。日本にある等伯作品はほとんど集めてくるというし、海外に流出したものもおそらく何点かでてくるだろう。

・静岡県美(4/10~5/16)と千葉市美で開催される若冲展も待ち遠しい。MIHO MUSEUMで飾られた‘象と鯨図’も登場するから、MIHOにいけなかった関東圏の若冲ファンが大勢両美術館に押し寄せることだろう。プラスαが多くあることを祈っている。

・ボストン美蔵の‘吉備大臣入唐絵巻’が10年ぶりに里帰りする‘大遣唐使展’に心がはやる。ほかにも名品がずらっと揃う。まさに10年に一度クラスの大展覧会。

・浮世絵は太田記念美の開館30周年記念展がとても楽しみ。25周年のときより館蔵のいい作品をどっと展示してくれるような気がする。

・近代日本画は2度目の‘小野竹喬展’に期待。カラリスト、竹喬の絵を心から愛しているので、前回展示替えで見逃した作品のリカバリーが叶うと思うと嬉しくてたまらない。

今年の干支の寅にちなんだ絵は狩野山楽の‘龍虎図屏風’にした。この絵は昨年の妙心寺展に登場したから、まだ記憶に新しいところ。数多くある虎の絵のなかでこの虎が一番怖い。獰猛な虎を見事に描ききった山楽の筆力は本当にすごい。 

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コメント

明けましておめでとうござます。
いづつやさんのこのスケジュール、いつも
参考にさせていただいております。
個人的には、ルーシー・リー展と小野竹喬展
とても楽しみにしています。
今年も造詣の深いいづつやさんのブログで
大いに勉強せせていただくつもりです。
よろしくお願いいたします。

投稿: リセ | 2010.01.01 19:26

to リセさん
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
展覧会スケジュール、デパート関係の情報が
まだないのですが、前半出かけようと思って
いるのはこんな感じです。

ルーシー・リーは一度ニュー・オータニ美で
回顧展がありました。プラスαに期待してます。
小野竹喬の絵はいいですね。また、あのすっき
りカラーで日本の情景を切り取った作品がみれ
るのは幸せです。

西洋画は国立新美の2つ、三菱一号館美、
森アーツの4展がよさそうですね。最近、国立新
がすごくいいです。ここは展示空間が広いです
から、とてもいい気持ちになります。

投稿: いづつや | 2010.01.02 09:49

明けましておめでとうございます。
展覧会プレビューとても参考になります。ありがとうございます。

ルノワール展いいなあ。三菱一号館美はモリゾの絵が来るから行こう。ローランサンは茅野になかなか行けないからまだ川村美術館の方が近いな、といった程度しか考えていませんでした。

これからこちらを参考に作戦をねりたいと思います。

投稿: Takayama | 2010.01.03 00:17

to Takayamaさん
明けましておめでとうございます。
ルノワール展は国内外の美術館からいい絵が
でてきますね。もう少しで開幕ですからワク
ワクしてます。

ローランサン展はまったく同じ考えです。
いつか茅野へと思ってましたが、なかなか機会
がありません。川村記念美で見れるのはとても
ありがたいです。

投稿: いづつや | 2010.01.03 10:12

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