最も聴いているモーツァルトの名曲!
といっても、世のクラシック狂のように名演奏のCDをコレクションしたり、N響の年間会員になったり、サントリーホールや上野の文化会館で開かれる演奏会へ頻繁に足を運んだりしているわけではなく、もっぱら自宅でTVの音楽番組を収録したビデオを楽しんでいるだけ。
でも、ここ数年のうちにクラシックの楽しみ方を変えようと思っている。今は美術に200%時間とお金をつぎ込んでいるが、来年あたりからオペラ公演や演奏会へ本格的に出かけることを計画している。
で、昨年の12月からこれまでのストックをレビューし、作曲家や曲との真の相性度を再確認中。こういうことをしていると、好みが年を重ねるにつれて変わってきたことに気づく。以前はものすごく好きだった曲がほかの曲と聴き較べてみると、それほど熱くならなかったり、またその逆のこともある。
もちろん相変わらず気分がハイになる曲は多い。そのひとつがモーツァルトの音楽。これまで最も頻繁に聴いてきた曲ベスト10(順位はつけない)は、
★アイネ・クライネ・ナハトムジーク
★ディベルティメント第17番ニ長調
★オペラ‘フィガロの結婚’序曲
★交響曲第41番・ジュピター
★交響曲第40番
★フルートとハーフのための協奏曲
★協奏交響曲変ホ長調
★バイオリン協奏曲第5番イ長調
★ピアノ協奏曲第9番ホ長調
★ピアノ協奏曲第20番二短調
モーツァルトの音楽の魅力はあの優雅で明るい曲想。聴いているとつい楽しくなってしまう。アイネ、ディベルティ、フィガロの3つを連続して聴くともう天国で舞っている感じ。交響曲ではスピード感にあふれる41番・ジュピターが一番のお気に入り。これに40番、38番プラハ、36番リンツが続く。
‘フルートとハープのための協奏曲’はゴールドウェイと現在の第一人者エマニュエル・パユが演奏するものを交互に聴いている。これと同じくらい好きなのがオーボエ、ホルン、クラリネット、バスーンと弦楽器による協奏曲‘協奏交響曲’。オーボエが聴きたくなるとこのビデオをひっぱりだす。
‘バイオリン協奏曲5番’は名手メニューヒンとカラヤン(ウィーン交響楽団)が共演したもの。いつもメニューヒンのバイオリンに聴き惚れている。偉大なバイオリニストと同時代を生きたかった!
ピレシュ、アックス&ベルリンフィルの‘ピアノ協奏曲9番’もすばらしい演奏。いつかピレシュの演奏会を聴きにいこうと思っている。また、ペライアとアバド指揮ベルリンフィルの‘20番’にも心が揺すぶられる。
05年にあった音楽番組‘癒しのモーツァルト’に選ばれた20曲は拙ブログ05/2/6で紹介した。
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